だらだらかーどげーむ

染め上げろ、隣の土地は赤く見えるぞ

【M:tG】2021/08/25の放送はなぜ期待外れだったのか【マジック史上「最大規模」】

お世話になっております。

私事ですが、「Mystery Booster Convention Edition」をボックス買いしました。

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最近は遊ぶ仲間に恵まれており、新セットを購入するたびにドラフトができるのでお財布の紐もついつい緩んでしまいます。

良いことですね。

 

と言うわけで、今回は昨日8/25に行われた「マジック・ショーケース」についての話題です。

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もちろんみなさんは知っての通りでしょうが、この放送は終了後多くのユーザーが不満を漏らす、成功とは言い難い放送になってしまいました。

かく言う私もその中の一人であり、内容にはおおむね満足しつつも終了後に「ん、なんだこれだけか」と物足りなさを感じました。

どうして「最大規模の情報量」を掲げて1か月も引っ張ったはずのこの放送が、あまりユーザーに対し好意的に取られなかったのか。

その原因を自分なりに考えてみました。

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1.煽りすぎ、言葉選びのセンス無さすぎ

まぁまずはこれですよね。

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【重要情報】マジック史上「最大規模」となるアナウンス・デーの到来に備えましょう。

なんて書かれたら、いやでも人間の妄想ってのは膨らみます。

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ここで煽った「最大規模」と言うのは当日「かつてない情報量」とツイートされたことからもわかるように「情報の量」を修飾するものだったわけで、確かに今回の情報量は多かったです。

ただまぁ、うん。

事前に「最大規模」なんて書かれたら、人間「衝撃の規模」が最大級なんだって考えちゃいますよね。

マジックのルールが根底から覆るような、または今後数年数十年のプレイにかかわるような、そんな変化を期待しちゃいます。

あらゆる要素ってのも「スタンダード2022スケジュール」「アニメ化」「プライズ展開」「Secret Lair」と多角的な要素と言いつつ結局全部商品展開な訳です。

「最大規模」の情報の中に、明日からの自分のマジックを変えるような即効性の麻薬みたいな情報が何一つなかったのは、不完全燃焼を起こしてしまうのも無理はないのかなと考えてしまいました。

放送名を「これからのマジック商品展開2021」とか、「マジック・ショーッピング2021」とか、そういったものにしてくれればまだ分かりやすかったのに…

いや、そう考えるとカードショップでは大概高額な売り物を入れる「ショーケース」と銘打ったのは、かなりユーモアあふれる一手なのかも…?

2.生放送なので英語で延々喋くるだけの放送

これもなかなか放送が苦痛だった要因の一つだと思います。

もちろん当方が英語の全く出来ないクソ雑魚ピープルなので、全世界で最もポピュラーな言語を理解できない奴が悪いとか言われると全く持ってその通りなのですが、全世界に商品を展開する天下のマジックが、字幕すら無しで延々と英語喋くるのはどうかと思うんですよ。

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これはDCGのハースストーンが配信している放送なのですが、毎回ちゃんと日本語字幕がついています。

これは開発こぼれ話みたいなあまり重要じゃない情報ですが、私は毎回チェックしています。

どうでもいいことでもしっかり聞きいってしまうのは、ちゃんと内容がわかるからだと思うんですよ。

で、今回は字幕もなし、言語も英語ということでずーっとどこか集中できないまま放送が進んで行ってしまった。

これが不満が噴出した要因の根底にあると思います。

もちろん日本語字幕を付けろとは言いませんが、せめて英語でいいので字幕を付けてほしいと思います。

日本の教育はヒアリング・スピーキングは子猫ちゃんですが、リーディングに関してはそれなりの力を割いています。

せめて文章があれば、もっと没入できたのかなと思いました。

無論、生放送だから難しいという問題もあります。

ただ、今回もそうですがこの放送生放送でやる意味ありますか?生放送のいいところである「ライブ感」「ゲストの登場」みたいなのがほとんど無かったじゃないですか。

例えばスタジオにギデオン役の俳優が来るとかならまだわかるんですけど、結局自社の名物社員マロー出して終わりじゃないですか。

別に動画で収録しておいて良い内容だったと、僕は思うんですけどね。

あとは夜遅くにあった…と言うのもあるかと思います。

睡眠時間返せよ、みたいな。

これに関しては米国でも不満出てたみたいだったので、何とも言えないところですが。

3.新カード・メカニズムの情報一切無し

個人的に一番不満ポイント高いのがこの点だと思っています。

結局マジックユーザーが普段考えていることってのは「新カードは既存のカードとどう組み合わせたら強いだろうか」とか、「環境煮詰まってきたな、何か変化はないかな」とか、そういったマジックのプレイに直結するものだと思うんですよ。

1でも言った通り、大多数のユーザーはプレイに関する即効性の麻薬みたいな情報を求めてると思うんですよね。

それは新カードの情報やメカニズムの公開だったり、あとは禁止改定・ルール改正なんかが該当するでしょうか。

新新イニストラードで《滅びし者の勇者》とか《レンと7番》なんかが公開されたように、今回イニストラードの新カード情報みたいなのを抱き合わせで発表していれば、ここまでは荒れなかったのかなと思います。

「内容思ったよりしょぼかったけど、今回公開されたカードと相性の良いカードを探すぞ」とか、「マルチバースがどうのこうの言ってたけどとりあえずこういったメカニズムが出るなら今のうちにこのカードを買っておくか」とか。

タスクと言うか「やること」を与えれば、その間は不満って出ないじゃないですか。

その辺りの情報が何一つなかったのが残念でしたね。

 

終わりに

私の中でマジックにおける「最大規模」の衝撃は、カラデシュの禁止改定から3日後にインスタントで禁止された《守護フェリダー》でしょうか。

dic.nicovideo.jp

次いで萌え萌えナーセットが来ます。

 

結局、とりあえずは昨日の壮大な販促から、コンテンツの展開もしっかりと拡大していて、マジックが廃れるなんてことはそうそうないような勢いを感じました。

スタンダードもネオカミガワや兄弟戦争、イニストにドミナリアと名だたるメンツが目白押しで追っていて退屈しなさそうです。

「サ終間近のゴミ!終わり!!!!#MTGisDead」だとか、「よかっただろ!!!!!!文句言うな!!!!!!!!!喜べよ!!!!!!!!!!!!」だとか、「リスとか猿が逝ってねぇだろうがよ!!!!!!!」だとか、いろんな意見ありましたが、来年もマジックは安泰みたいです。

こんな情勢ですが、まだまだ私たちを楽しませてくれるといいですね。

 

それでは。

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