だらだらかーどげーむ

染め上げろ、隣の土地は赤く見えるぞ

【M:tG】デッキ未満の備忘録・モダン【予顕クラガンシュート】

お世話になっております。

 

本日は思いついたはいいものの纏まらなかった、デッキになる以前の卵たちを忘れないように記していきます。

 

《夢貪り》+《クラガンウィックの死体焼却者》

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 今回紹介するのは、カルドハイムで登場した《夢貪り》で手札を隠し、《クラガンウィックの死体焼却者》で確実にマナコストの高いカードをぶん投げると言うコンセプトです。

 《夢貪り》君はTwitterで紹介された時の引用リツイート数がエグいくらい伸びて、やれ「こいつが場を離れたら予顕したカードは予顕を失うのか」だの「こいつのパワーめっちゃ上がるやんヤバ!壊れ!!」だのと騒がれていたのですが、さて今こいつの存在覚えている人はどれくらいいるんですかね?

ちなみにこいつが場を離れても予顕状態のカードは問題なく唱えられますし、実は予顕は(自分ターン限定ですが)インスタントタイミングで行うことが出来ます。

実質アンブロッカブルのように立ち回ることが出来るわけですね。

 

《夢貪り》は《クラガンウィックの死体焼却者》自身を予顕することが出来、さらに彼のマナコストも2赤赤なので最大限のコストダウンを見込めます。

 

 赤黒クラガンシュートの強みはなんだ

そもそもクラガンシュートはけみこさんの考案した(?)赤緑ビートダウンのサイドプランであり、そこに黒い色は採用されていません。

別に10マナとかそんな当たりじゃなくとも、今不要なカードをぶん投げて数点になればいいやみたいなそんなデッキです。

そんな中で、《夢貪り》を、黒を使う利点を考えていきます。

 

1.《ヴェールのリリアナ》でさらにはずれを少なくしつつ立ち回る

このデッキは予顕してカードのコストを下げるため、土地の必要枚数がそんなに多くありません。

そのため、あぶれがちな土地を《ヴェールのリリアナ》のコストに当てつつ立ち回れるのではないかと考えました。

2.サーチカードの豊富さ

赤緑クラガンシュートは《異界の進化》からクラガンウィックを呼び出すシルバーバレット的に立ち回っていたデッキでしたが、赤黒クラガンシュートは随時足りないコンボパーツを手札に呼び込むシルバーバレットです。

《闇の請願》《首謀者の取得》そしてMH2で初登場の《不敬な教示者》など、好きなカードを持ってこられるカードも増えました。

《闇の請願》《首謀者の取得》は頑張って予顕してやればかなり見られるコストになります。《不敬な教示者》はそのままでかなり強いです。

3.妨害性能の高さ

言わずもがな、黒は手札破壊と除去の色です。だんだんわかってきたかもしれませんが、このデッキはかなりコンボ寄りなので、相手と自分のゲームスピードを一緒にする必要があります。その際に非常に重要となるカードが、黒には揃っています。

また、《ウルザの物語》ありきにはなりますが、メインから《虚無の呪文爆弾》を採用することが出来るのも若干気に入っています。

《ウルザの物語》を採用すれば、序盤はトークンでいちゃつきながら《石なる知識》などなどいろんなカードを引っ張ってこられるのも良さげですね。

やっぱ強いっすわこのカード。出るマナが無色なのだけ気をつけましょう。

 

コンボ全振りなので《裂け目の突破》採用もアリ

クラガンウィックがシュートする《引き裂かれし永劫、エムラクール》ですが、もう一つ相手にシュートするギミックがあります。

皆さん大好き《裂け目の突破》です。

赤緑型ではマナの頂点が投げる弾を除くと4マナであり、5マナである《裂け目の突破》の代わりにもっと軽い《異界の進化》を使っていましたが、赤黒型なら採用圏内です。

《裂け目の突破》のマナコストは4赤なので、もちろん予顕すれば最大コスト軽減ができます。

だから何だと言われるとそこまでですが、例えば露払いとして《思考囲い》を合わせてみたりだとか、邪魔なカードを除去したりだとか、動ける幅が広がるのではないでしょうか。

なぜこのアイデアはデッキ以下なのか

このデッキ案が没になった理由として、まず初めに《夢貪り》がどう見てもモダンの強さではないからです。

2マナの癖に2ターン目に出しても2/0/3バニラです。ゴミです。

4ターン目に出しても1枚予顕するだけで、大した活躍はしてくれません。

ならコンボカードをもっとかき集める構築にして、5ターン目にしっかりブリーチ出来るようなデッキを組んだ方が賢明と言えます。

後は、クラガンもブリーチもそうですが最大で削れるのが「15点」な点です。

これに関してはデッキの構造上しょうがないところもありますが、最後の詰めを別のカードに託す必要があります。

とは言え、この点に関してはクラガンが5打点の持ち主ですし、黒を入れる関係上相手の除去札を根こそぎ奪い取ってしまえばトドメ刺せるのかなとは思います。

最後に

クラガンシュート自体が平成の遺物みたいなものなので、令和っぽくチューンナップすること自体ちょっと怪しいのかもしれません。

ただ、《夢貪り》は若干カードパワーは低いものの唯一無二の能力を持っており、今後手札をランダムに参照する系のカードがもし令和パワーで刷られた場合、化けてくるのではないかなと思います。

 

……真っ先に令和パワーで「ランダム参照」が無くなるのかな…

 

それでは。