だらだらかーどげーむ

染め上げろ、隣の土地は赤く見えるぞ

【M:tG】団結のドミナリアプレビュー【神話レア編】

お世話になっております。

6か月ぶりにmtgに触れるエアプと申します。

現在のスタンの環境は一切知りませんし、また横着して全く調べてもいませんがドミナリアの新カードレビューをしたいと思います。まずは神話レアから。

赤の神話レア

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《焦熱の交渉人、ヤヤ》

・赤のダブシン4マナ、能力も4つで初期忠誠値4は『神』の領域

・ストーリーでは残念ながらお亡くなりになってしまったおばあさん

・非常にテクニカルな能力を持ち、爆発力はヤヤ低めか

・+1で1/1出せるのは強いかもと思ったあなた、ゼンディカーナヒリを見てもそんなこと言えますか?

ドミナリアといえばこのおばあさん。我らがチャンドラの師匠ヤヤさんも弟子の全盛期のような性能で登場しました。衝動的ドロー、クリーチャーへのダメージ、ゲームエンド級の奥義と神チャンドラっぽさをひしひしと感じます。

とは言え効果は非常にテクニカルなものとなっており、除去は自軍にクリーチャーが存在していないと使えなかったり、衝動的ドローも弟子は+能力だったからこそ強かった節があります。クリーチャーを展開する能力も4マナのPWであれば《放浪皇》のようにもっと素のサイズが大きいトークンを出してほしいですし、同じく4マナで+能力で1/1を出すことのできる《古代を継ぐ者、ナヒリ》が全く使われなかったことを考えるとヤヤ活躍は難しそうな気がします。

 

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《シヴの壊滅者》

・今回の飛行速攻ドラゴン枠はなんとサイズ可変式

・《スカルガンのヘルカイト》が使われたのでこいつもそれなりに使われるだろう

・3/2/2速攻飛行も4/3/3速攻飛行もまぁ強そう

・神話であれば火吹き能力くらいはつけてほしかったなという印象

ドラゴン・ハイドラと珍しい種族の組み合わせを持つシヴ山の住人が神話レアで収録。ハイドラらしいXマナとドラゴンらしい飛行速攻の組み合わせがうまいなぁと思わされます。

どのマナ域でも無駄なく出せ、またその場その場に見合った最高のパフォーマンスをしてくれる赤いデッキのお守り枠です。初っ端から改善されていたり、ドラゴンでは珍しい軽めのマナ域を埋めてくれるカードですので、持っておいて損はないと思います。《翼ある言葉》《龍詞の咆哮》なんかとも相性はいいですね。

シヴのドラゴンなので火吹きくらいは欲しかったな...と思うのは贅沢でしょうか。

青の神話レア

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《晴天のスフィンクス

・運営のひそかなお気に入り「スフィンクス」枠

・《砂漠滅ぼし、イムリス》と入れ替わりでアドを稼げる青いフライヤー

・《嘘か真か》パターンは相手プレイヤーの習熟度で質が変わるため、僕と相手するときには使わないでください

・サイズも優秀、能力も優秀、罵倒する言葉が見つからない

青の神話は《砂漠滅ぼし、イムリス》と入れ替わりで入ってきた中量級フライヤー。懐かしいキーワード「版図」を引っ提げ、相手の顔面に殴り込みです。スフィンクスはマイナー種族の中でも運営のお気に入りで、ちょくちょく新規も来ていましたが、重すぎたり弱すぎたりでまったく活躍の場を与えられていませんでした。

そんな中このプレイアブルなスフィンクスが出てきて正直びっくりです。最低限の除去耐性、青とは思えない豊満なパワタフ、《嘘か真か》式アド稼ぎと弱いところが見当たりません。

《嘘か真か》は対戦相手の力量によって得られるアドバンテージ量が増減するため、対戦後の情報交換で心をバキバキにおられること請け合い。正直使ってほしくないですね。相手に決定権のあるカードは弱いなんて昔の話です。

 

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《ヴェズーヴァの複製術》

・青のもう1枚の神話は面白能力を持ったエンチャント

・《多勢の兜》のように伝説のコピーを非伝説として出す能力は、まさに《ヴェズーヴァ》

・増やしたいパーマネント、何かしら対象に取る呪文がそれぞれ必要なので、強烈な組み合わせが見つかるまではストレージの肥やしになりそう

・夢に出てきそうな不気味なイラストに一同騒然

定期的に収録される青の面白エンチャ枠です。《多勢の兜》のようにパーマネントを増幅させる効果には唯一無二のものを感じます。《ヴェズーヴァ》も伝説のくせに非伝説になることから、フレーバーにもマッチしたエモい一枚です。《多勢の兜》もヴェズーヴァ産なのでしょうか?

《成長の季節》のように、対象に取る呪文は強化オーラを使えばクリーチャー戦術と相性が良いので、呪禁オーラのようなデッキに入れるとちょっとしたスパイスになるかもしれません。そんなデッキに4マナはさすがに重すぎますかね?

緑の神話レア

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《シルバーバックの古老》

・シルバーバックのエルダーは5/5/7のバリバリ現役超肉体派

・後続を唱えると《再利用の賢者》、《エルフの再生者》、《強情なベイロス》のうちどれかの効果を使える超強いカード

・《長老ガーガロス》あたりから、出たターンは何もしない緑のデカブツは何してもいいと思ってそう

・せめて自分が出た時も能力誘発するか、なにかしらのキーワード能力が欲しかった...

ゴリラを束ねるゴリラの長老が堂々のカード化。5/5/7はマナレシオ的には5/6/6と同じはずなのに、でかすぎると錯覚してしまうのは同スタッツの《世界を壊すもの》や《イマーラ・タンドリス》に比べて2マナも軽いからでしょうか。

古老が呼び寄せる緑の懐かしのメンツがクリーチャーたちに宿っていく感じは非常に良いのですが、いかんせんこいつが5ターン目に出てきてもただのでかいバニラってのは致命的な気がします。《長老ガーガロス》が強かったのは、返しのパンチがまず制限されるとこだったんですよね...おじいちゃんだから仕方ないかもしれませんが、せめて警戒・トランプル・到達のどれかは持っていてほしかったですね。

ただ能力はかなり強いので、EDHのエルフデッキなんかには入るカードじゃないでしょうか。

 

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《世界呪文》

・ドミナリア発の英雄譚がドミナリアに帰ってくるエモさったら無い

・新キーワード「先読」は好きな章から読み始めることのできるというシークバーみたいなやつ

・ストーリー的にも《世界呪文》は氷河期を止めフレイアリーズのめっちゃすごい呪文らしいので、重さ、能力の豪快さと合わせてフレーバーが香る

・相手に使われたら「2章から読む?」みたいな煽りができそう

緑神話2枚目はクソ重英雄譚です。《ドミナリアの大修復》も相当重かったですが、こっちはスケールが違います。マイルドに調整された《歯と爪》のような能力で、パーマネントをサーチして手札から場に出すことができます。

新キーワード「先読」のおかげで、パーツさえそろっていれば爪モードをいきなり使うこともでき、意外と柔軟に立ち回れるカードのようです。しきりに「英雄譚以外の」と書かれているのはこのカードでこのカードを持ってこられないようにするためでしょうか。テストプレイでやばかったんですかね。

英雄譚以外のパーマネントであればなんでも出せるため、《全知》と何かしらを踏み倒して悪いことできそうです。パイオニアあたりで何らかのコンボができそうですね。

黒の神話レア

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《黙示録、シェオルドレッド》

・毎弾1体ずつ無理やりPWしてくるニューファイの長もこれで4体目となりました

・一回りシェイプアップしたのは無理やりのPWで体が削られたからでしょうか

・自分が1枚引く度2点ゲイン、相手が1枚引く度2点ルーズと黒の置物っぽい効果で再登場

・伝説のコンボパーツということでEDHでの活躍が見込まれそう

ニューファイレクシアの長たちが怒涛の勢いでPWしてきて早4回目。気づけばニューファイで最初に次元渡りをしていたヴォリンクレックスさんはスタン落ちしてパイオニア行きです。パイオニア(先駆者)がパイオニア行きってね。

コントロールのようなドローをたくさんするデッキにとっては1ドローするたびに《ショック》が顔に飛んでくると言う絶妙な不快さ。逆に速攻を生業とする赤いデッキからすると毎ターン確定2点ゲイン+タフ5の強固な壁は邪魔なことこの上ない。非常にいやらしいですね。人が嫌がることを進んでやってくれます。

お互いドローや青のXドロー呪文がそのまま火力になってくれるので、変なコンボのパーツとしても優秀そうです。EDHではすでに開拓が進んでいる様子。気になった方は調べてみてね。

 

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《ヴェールのリリアナ》

・ウ……ウソやろ こ……こんなことが...こ……こんなことが許されていいのか

・コスプレして学校で教師したり色々あって収まるべきところに収まった印象

・頭空っぽにして改めて見ると、やべぇのは間違いないけど《敵対するもの、オブ・ニクシリス》のほうが強くね?感がある

・スタンで2サリアとヴェリアナが戦うってなんだよここはイニストラードか?

おそらくヤヤが死んだりアジャニが油堕ちしたりいろんなことがあった中で、プレイヤーが最も驚いたのがこの《ヴェールのリリアナ》スタン復帰でしょう。このカードがスタンにいたのはもう10年以上前、《秘密を掘り下げるもの》と同じ時期です。...あれ?マジで?あとは《瞬唱の魔道士》もいましたね。彼は同窓会の中には加われないみたいです。ごめん。同窓会には行けません。今、ポルトガルにいます。

ではこのカードがスタンで強いのかといわれると、3マナで布告除去を打てる置物カードが弱いわけないですよね。でも、互いにハンデスする+能力は脳死では使えませんし、モダンのように脇を固めるとんでもカードはスタンに少ない印象です。いやすいません、ニューカペナで登場してるかもしれません。神河で登場してるかもしれません。エアプなので保険かけさせてください。

イオニアでは《大牙勢団の総長、脂牙》と一緒に使うと強そうだなぁといった印象を受けました。

白の神話レア

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《セラの模範》

・ドミナリアと言えばの白い天使

・あれは…《夢の巣のルールス》!?

・サイズ優秀、非伝説、土地も置けると至れり尽くせり

・キッカーと一緒に収録するのはもうわかってやってるだろ

今回の白い神話天使は《静寂の守り手、リンヴァーラ》を思わせるプレイアブルなスリムボディ。

その性能は、あの前科百般《夢の巣のルールス》を思い出させる墓地吊り上げ。弱いはずがないと予約価格は某店で強気の4,000円超え。今最もホットなクリーチャーです。ルールスとは違い土地もプレイできるため、ほぞを使わない普通のデッキでも出たターンに仕事ができます。しかも何故か場を離れたら2点ゲインなので、フェッチをプレイすると1点回復する謎。すごいです。

スタンダードでは《希望の源、ジアーダ》から3ターン目に4/5で出てくるという嘘みたいなムーブをやってくるので、これからも白単からは目が離せません。

モダンでは石鍛冶やラガバンを釣りたいですね。《シガルダ教の救済者》のレビューの時も同じこと言ってた気がします。

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《潜伏工作員、アジャニ》

・ウ……ウソやろ こ……こんなことが...こ……こんなことが許されていいのか

WotCはやはりゲイのサディスト説が濃厚になってきた

・「完成化」したPWがそんなに強くないのは、運営の最後の良心かそれともφマナに対する恐れか

・奥義で毒カウンター置いてくるアジャニとか見たくなかった

タミヨウに引き続きφ堕ちしてしまった、みんなの良心アジャニさん。なんで性格良い奴から堕ちていくんですか?潜伏工作員としてめちゃくちゃいい仕事するやん。

能力としては+で《不撓のアジャニ》の頃にやっていたような不確定アド稼ぎ、小マイナスで強化版《バスリ・ケト》のような全体強化。そして奥義は相手に毒カウンターを投げつけるものとなっています。もう戻れないんだね...。

 

アジャニはM19の時の白単アジャニがめちゃくちゃ強かったですが、あれは盤面を展開できるのと盤面を固めるのを両方1枚でできるからなんですよね。灯争大戦のアジャニもそうでしたが、いくら盤面を強くする能力ばかりあっても、自分で展開できなかったら正直そこまで強くないと思います。

昔ラヴニカの献身が最新セットだった時に組んだマルドゥ天使ミッドレンジは、コンスタントに土地置いて5マナのフィニッシャー出すころには手札がなくなっていたので、そういったデッキに数枚刺すくらいならいい活躍をしてくれるんじゃないでしょうか。《華やいだエルズペス》のほうが強いかなぁ?

 

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《統べるもの、ジョダー》

・5色5マナのド迫力

・伝説のカードが伝説のカードのみ反応する続唱持ちになる

・テキストが昔の続唱の書き方なので、《嘘の神、ヴァルキー》を追放して《星界の騙し屋、ティボルト》面で出せる...はず

・お前たいそうな名前してるんだから何かしらの回避能力くらい持ってくれ

昔から5色が好きなジョダーさんが、自分自身が5色になって再登場。自身のロード能力で実質5/6/6なので、ほぼ《二ヴ=ミゼット再誕》ですね。

こんなマナコストしておいて、出たターンには何もアドを稼がない大うつけものですが、その分伝説の呪文に続唱を付与するというかなり強烈な能力を持っています。

《カーンの経時隔離》のような伝説の呪文も対象ですので、こいつを生かしてターンを返したら最後、ぺんぺん草も生えない更地にされることを覚悟しておいてください。《嘘の神、ヴァルキー》が裏面で唱えられるかはリリースノート待ちです。

 

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《解放されし太古、リース》

・インベイジョンから22年ぶりにスタンダードに帰ってきたリースさん

・苗木ではなくドラゴンを出せるように超絶強化

・5/5/5護法2の安心感はやっぱり違うので、それなりにフィニッシャーとして活躍してくれそう

・余剰ダメージを狙うために緑の格闘除去を入れたい

デュエマで赤緑白をリースカラーと呼ぶ語源となったリースさんが、22年の時を経て現スタンに帰ってきました。今風の能力でイケイケなギャル化していて、おじさんは目頭が熱くなりました。僕がマジックを始めたのはカラデシュの時ですけど。

ドラゴン全体に微力ながら除去耐性を与え、自らの能力で4/4ドラゴンを増産できるため、相当まとまったフィニッシャーだなという印象を受けました。環境には忠誠値の小さくなりやすいPWや《燃え立つ空、軋賜》のおかげで色マナに余裕があるなど、活躍しやすい環境も整っていそうです。

このカードをフィニッシャーに据えたデッキは「リース〇〇」と呼ばれるようになるのでしょうかね?

 

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《浄化の刃、シャナ》

・シッセイの後裔者が青くなって再登場

・絆魂と《失われし夢の井戸》能力を併せ持つ、自己完結したクリーチャー

・余ったマナをドローに変換できるため、クリーチャーデッキでありながら息切れしにくいデッキを組めそう

・3色3マナならあと1つキーワード持つか、アナフェンザみたいに4/4にしてほしかったな...

カラフルな楔3色が目を引くシャナさんがドミナリアで再登場。前回はセレズニアトークンで見たかな?見なかったかな?程度の活躍だったので、今回はリベンジを期待したいですね。今回は新たに青を追加し、ドロー能力を手に入れました。絆魂能力も色を足せば足すほどダメランでライフがかつかつになりそうなので、環境に即している能力と言えます。

今回白に出たのが兵士ロードだっただけに、戦士種族が悔やまれますね。

モダンの5c人間の貴重なドローソースとして採用できるでしょうか?もっとハイスペックな人間が多すぎて枠がないかもしれませんが...

 

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《穢れたもの、ソルカナー》

・マイルドになった《悪魔の契約》的能力内蔵クリーチャー

・出たターンには仕事をできて、相手の除去も渋らせることができる良いデザイン

・油の侵攻とは関係なく個人の契約で穢れてるの本当に面白い

・アリーナのクリック操作ミスだけは気を付けないといけない

油の侵攻とは関係なく、個人的な契約で穢れているソルカナーさんが20年近くの時を経て再カード化。ちなみにジアドロン・ディハーダとの契約らしいです。カラーもそれっぽいですね。もとの種族はスピリット、初出はデーモンのみだったのですが、エレメンタルって後天的になる事ができるんですね。

性能としては2点ドレイン、1ドロー、顔以外に3点のうち好きなものを選べるので、戦局を選ばず雑に出せる優秀なクリーチャーに見えます。デメリットである相手に寝返る効果も、こいつが4ターン放置されて決着がつかず終了ステップを迎えるならそれは自分が悪いので、実質的なデメリットはありません。

ブリンクが苦手なカラーではありますが、何とかしてブリンクしてやりたいですね。

 

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《ウィンドグレイスの魂》

・統率者デッキで登場したウィンドグレイス卿の魂がスタンに登場

・土地カードを手札から捨てることで、自身の色にあった効果を使うことが可能

・殴れば捨てた土地も場に出せるため、無駄が少ない

・破壊不能付与のためのマナが重いため、どれくらい抱えながら戦っていけるか評価が難しい

一部界隈で人気を博していたウィンドグレイス卿の思念体が、ナイン・タイタンズとしてドミナリアを救うべく立ち上がった!《生ける竜巻》のように土地を捨ててマナを払うことで、3つの能力を使い分けることができます。

戦場に出るか殴るかすると土地を墓地からセットできるので、相手に圧をかけながらランプすることができる個人的に非常に魅力を感じるクリーチャーですね。現スタンダードではプレイアブルな魂力持ちの土地があるので、殴るときのランドセットには困らなさそうです。起動型能力はそんなに何回も使えるものじゃなさそうなので、フラッド受けとして赤でドローする、みたいな使い方がメジャーになるかなと思います。

下環境だと延々とフェッチを使いまわせる強みがありますが、2マナでラガバンも焼けるPWと役割が被るのでパイオニアあたりでとどめておきましょう。

 

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《永遠の策謀家、ズアー》

・EDHのネクポ番長ことズアーさんがパワタフそのままに1マナ軽くなって再登場

・氷河期末期の人間ですが、不死への探求の成果が実り、無事生存していたらしい

・クリーチャーエンチャントに強固な耐性とオラつきアタックを付与してくる害悪

・たった2マナで永続的にエンチャントをクリーチャー化できる

いろいろと悪名高いズアーさんもしっかりと生き残り、スタンで復活してくれました。ゾンビやスピリットではなく人間であるのを見ると、不死の秘法を見つけることができたようです。能力はクリーチャーエンチャントに3つもキーワード能力を付与する常在効果と、《オパール色の輝き》のようにエンチャントをクリーチャー化する起動型能力。現在は英雄譚がそのままクリーチャーエンチャントになりますので、わざわざ能力を使わずともクリーチャーエンチャント主体で攻めていけるデッキが作れそうな気がします。また、下の能力も最近にしては珍しく発動タイミングを選ばないため、相手のアタックに対応していらないエンチャントをクリーチャー化し、そのまま接死で打ち取るなんて芸当もできます。

色拘束の厳しさにさえ目をつぶれば、かなり可能性を感じるクリーチャーですね。

 

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《生けるレガシー、カーン》

・灯争大戦の時「一緒にニューファイと戦いませんか?」と仲間を集めていたのが懐かしい

・最近のカーンは4マナがお気に入り

・+連打でどんどんランプする暴走機関車

・小マイナス、奥義ともに若干物足りなさを感じるが、+で出したファクトのマナで小マイナスが使えるためギリ耐え

ニューファイとドミナリアの戦争にこの人(人?)は欠かせない、みなさんご存じカーンさんが登場。もう4カーンって言ってもどの4カーンだよってなりますね。+は無色1マナを出すマナファクトを生成する使い勝手の良い効果。連打するとすごい加速をしますが、そのマナは呪文を唱える場合ファクトにしか使えないというのが何とも期待外れ。おそらく起動型能力や誘発型能力の支払いには当てられるとは思いますが...あってますよね?

スタンではカードプールの狭さから+で出したファクトのマナは自身の小マイナスに使用することが多いでしょうし、下環境のアーティファクトをガチャガチャするデッキでもおそらく《大いなる創造主、カーン》や《ウルザの後継、カーン》のほうが強いと思います。これからドミナリアでとんでもないフィニッシャーのアーティファクトクリーチャーが出たりすれば評価は変わるでしょうが、今のところはデカいだけの鉄くずですね。銀だけど。

 

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《カーンの酒杯》

・昔からちらほら名前の出ていたサイリクスことカーンの酒杯がめでたくカード化

・カーンが「酒杯」というのも妙な話だが、そういう見た目の入れ物って事だろうか(炎のゴブレット的な)

・《ネビニラルの円盤》を彷彿とさせる

・《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》のようなペイライフを禁止する効果を持っており、インクの染みに見えてこっちが本体だったりする

2018年のストーリーでカーンが発掘していた古代のアーティファクトです。カーンはウルザが作ったといい、ウルザは兄弟戦争の時に手に入れたらしいのですが、果たして本当にちゃんとした代物なのでしょうか?カーンからしたら猫の手も借りたい(実際にウィンドグレイス卿の手を借りてる)ほど切迫した状況でしょうから、博奕かも知れませんが使用するしかないのでしょうね。

効果は《ネビニラルの円盤》と言うよりかは《仕組まれた爆薬》に近いAoEであり、うまく調節することで被害を相手だけに押し付けることができます。タップ状態で出る、と同じノリで書かれたペイライフを封じる効果は、φマナの支払いやウィルのピッチコストの支払い、フェッチの起動に至るまでいやらしく動きを縛ってきます。

《大いなる創造主、カーン》で持ってくる先がまた一つ増えたということで、モダン以下では悲喜こもごもの声が聞こえてくるようです。起動しても自身の能力で追放されるので、《大いなる創造主、カーン》の小マイナスで回収できるんですよね。いやー、すごい。

 

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《永久の水蓮》

・テーロス以来となる新しいロータス

・タップ状態で出るものの、捻るだけで5マナ加速は《スランの発電機》や《金粉の水蓮》もびっくり

・統率者需要で不当に値段が吊り上がるのでは...

・...と思ったがよくよく考えたら5色統率者にしか入らないニッチなやつだった

非常にきれいなイラストをした、ロータスシリーズの新顔です。新顔と言っても、かなり昔からそこにあるようですが。

タップすると5色5マナが出るという、非常に大きなマナジャンプができます。出してターンが帰ってきたら、あとはあふれ出るマナを使って相手を消し炭にするだけです。この英雄譚あふれる環境の中で、どれくらいこのカードが生き残れるのか、楽しみです。

統率者では無色5マナが有色5マナになる事から、採用できるデッキは入れない理由もほぼないでしょう。《通電式キー》のような起こすカードとも相性はばっちりです。惜しむらくは、5色統率者しか使えないところでしょうか。暴騰しそうになくてよかったです。

 

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《完成化したウェザーライト》

・汚染を偽装していたら、いつの間にかマジで汚染されていたクッソ哀れな機体

・2/5/5のハイパーボディにドローまでついており、さらに勝手にクリーチャー化してくれる優秀な効果

・猫かまどしてたらどんどん汚染されていくのは、エルドレインの邪悪さを物語っている

・スタンダードでは腐乱トークンで殴りまくって達成しよう

アジャニに続いて完成化してしまった哀れなウェザーライトが神話レアで登場。機体なのに搭乗を持っておらず、汚染が進むと勝手に動き出すのはフレーバーとマッチしていてエモいですね。

自分のクリーチャーが死ぬと占術、またはドローができるので、クロックとして考えずとも置物として十分な活躍が期待できます。その性質からラクドスサクリファイスのようなデッキと相性が良く、戦闘後に死んでしまうエレメンタルや《死の飢えのタイタン、クロクサ》など、ナチュラルにかみ合うパーツが多いため活躍してくれるのではないでしょうか。スタンダードでは《ネファリアのグール呼び、ジャダー》のような腐乱ゾンビをタネに育てていきたいですね。