【HS】今更カラザンのヒロイックをクリアした話その1
こんにちは。
この間、今更ながら『ワン・ナイト・イン・カラザン』の
ヒロイックモードをクリアし、カードバックを手に入れました。
正直かなり難しいのだろうなと思って敬遠していたのですが、
その美麗なバックを見て、せっかくアドベンチャーを購入したのならと思い
ダメ元でプレイをしたというわけです。
で、感想はと言うと
思ったより難しくはなかった
てかむしろ簡単
でした。
やはり2016年から2年もカードプールが広がれば、
それなりに戦いやすくもなるみたいですね。
というわけで、簡単に使ったデッキと戦った相手の情報を
解説をしていきたいと思います。
2018年の10月にカラザンの攻略情報とか書いている人は居ないでしょうし、
新しいカードの情報もそこまで出ていないでしょうから…
ごくごく僅かながら僕のような今からプレイする勢に届けば良いな。
今回はスタンダードフォーマット(クラシック、ウンゴロ、騎士団、コボルト、ウィッチウッド、メカメカ)に、
レア以下のワイルドフォーマットのカードを使いました。
ワイルドでしか使えないエピックやレジェンドを使わなくても良いので、
あまり関心のない人でも簡単にクリアできると思います。
さて、では下から順番に。
Wing0
VSマルシェザール公爵
これはプレイヤー自身がメディヴと専用デッキを使い、
マルシェザールを蹴散らすといういわば導入のモードです。
マルシェザール HP60装甲60
ヒーローパワー【軍団】
2マナ、6/6の悪魔1体を召喚する
メディヴ側が1マナ10点装甲や2マナでこのターン呪文ダメージ+5を得るなど
メチャクチャなパワーのカードを使えるので、そこまで苦戦はしません。
ヒーローパワーも2マナで3ドローと意味不明。
手札に呪文ダメージを上げる呪文、本体火力、マナを減らす呪文を溜め込んで
一気にバーストダメージを出すことができるので、
火力呪文を溜め込んでさえいれば簡単に倒すことができます。
マルシェザール公爵が普通のカード(現実に存在するカード)でしか
戦わないのに対し、オリカで応戦するメディヴの構図は
どちらが悪役かを忘れさせました。
Wing1-1
VS銀食器ゴーレム
ここからかなり難易度が上がります。
銀食器ゴーレム HP30装甲15
ヒーローパワー【お食事をどうぞ】
0マナ、1/1の皿2体を召喚する
一言で言うと、超強化版「奇数パラディン」です。
毎ターン1/1の皿2体をタダで出してきて、使用するカードもシナジーマシマシ。
おまけにスタッツもどこかバグってます。
とにかく全体除去が必要です。
僕が使用したのは【急襲ウォリアー】。
豊富な除去カードや急襲持ちのミニオンで展開して、
《リッチキング》等の大型の挑発を立ててやれば勝手に相手が息切れします。
僕があっていいと思ったのは《狂気の天才ドクター・ブーム》。
こちらもジリ貧になる中、ヒーローパワーだけでそこそこ戦っていけます。
《ダイノ・マティック》などの優秀なメカとも相性がいいです。
ワイルドカードでは《デスバイト》《死憎悔いのグール》などのAoEが採用候補です。
正直序盤のテンポを取れるかどうかが重要になってくるので、
納得の行くまでリセットを繰り返しマリガンする事をおすすめします。
Wing1-2
VS魔法の鏡
変則的なヒーローパワーで一味違ったバトルです。
魔法の鏡 HP30装甲15
ヒーローパワー【鏡像】
常時発動型、手札から召喚されたミニオンの1/1のコピーを場に出す
自分と相手の手札から出したミニオンは、1/1のコピーとなって
相手の場に現れます。自分だけでなく相手もってのがおかしいですよね…
対戦相手は《マッドサイエンティスト》や《魔法使いの弟子》等
横に並べて更に強くなるミニオンばかりを展開してきます。
更に上がった呪文ダメージで《魔力の矢》をぶっ放し、
《フレイムウェイカー》などと合わせて
こちらの盤面をぐちゃぐちゃにしてきます。
使用したデッキは【悪魔ウォーロック】。
ヒーローパワーを逆に利用して《終末預言者》を相手の場に出して流したり、
1/1であることを利用して《冒涜》で巻き込んだりすることで場を整理します。
決め手というか巻き返しは《屍山血河のグルダン》。
復活は手札からではないので、これを発動後は数の有利でガンガン攻めていけました。
今回は有用なワイルドカードがたくさんあり、一番魔素をかけたかもしれません。
序盤はガンガンライフが削られるため、回復要素の《エサゾンビ》《超うざい調剤師》。
実質AoEの《ン=ゾスの触手》《不安定なグール》。
悪魔でありながら優秀なAoE《奈落の始末屋》などなど。
相手がかなり秘策を貼ってくるので、
《秘密を喰らうもの》なども採用して良いかもしれません。
個人的に相手の《ローニン》が一番危険視すべきカードだと思います。
確定で18点何処かに飛んでくる恐怖は筆舌に尽くしがたいです。
AoEさえ積んでいれば、
何戦かして勝手をつかめば勝利できると思います。
難易度は高めです。
Wing1-3
VS黒のキング
多分これはハースストーンじゃないです。
何回か酒場の喧嘩でも見たルールですね。
黒のキング HP20装甲0
ヒーローパワー【イカサマ】
2マナ、相手の一番左のミニオンを破壊する
構築済みのデッキを使用して戦うチェスバトルです。
ミニオンはすべて「駒」であり、「自動攻撃」で一方的にダメージを与えながら
相手の駒、そして王と戦っていきます。
相手のデッキが30枚に対し、こちらのデッキは15枚と少ないです。
もたもたしていると相手の【イカサマ】でジリ貧になり負けてしまいます。
勝利の鍵は自分の駒の数を奇数にすること。
数が奇数であれば相手の駒2体にダメージを入れられるので、
効率良く叩くことができます。
無理に1ターン目をパスしてでも奇数にする心意気で行っていいと思います。
そして、互いの切り札「クイーン」もまた鍵です。
7マナでパワーが4あり、ほぼすべての駒を上から叩くことができます。
これを取られた方の負け、活かした方の勝ちと思っていいです。
相手が出してきたら、それに対しクイーンを後投げして、
攻撃力2の「ルーク」を絡めたりして何が何でも取りに行きましょう。
おそらくそのまま押し切れます。
試行回数を稼いで、自分のパターンに合った勝利方法を
見つけていくといいと思います。
僕は割と苦戦しましたが、これはデッキもカードプールも
昔から変わっていないので、古い
実況動画を見て参考にすればいずれ勝てるでしょう。
Wing2-1
VSジュリエンヌ
Wing2は1より簡単です。
固くならないで行きましょう。
ジュリエンヌ HP15装甲15
ヒーローパワー【真実の愛】
0マナ、自分の場にロムロが居ないなら、ロムロを1体場に出す
最初から4/2の《ロムロ》が相手の陣地に居ます。
ロムロは「自分がいる限りジュリエンヌは無敵」
と言う常時発動型能力を持っており、
戦い方的にはロムロを倒し、そのターンでダメージを与え削りきる
と言ったプレイが必要です。
相手はロムロをサポートしながら戦うデッキを使ってきます。
その戦い方からパラディンのカードを多く採用しています。
勝利したデッキですが、実はテンプレートの【偶数ウォーロック】
を使用するだけで勝てました。
まさかランク戦で使ってるデッキを一切弄らず勝てるとは…
と言うのも、ジュリエンヌは普通の
(もっと言えば若干カードパワーの低い)カードしか使わず、
またヒーローパワーも言ってしまえばパラディンとそう変わりがないです。
つまり、アドベンチャーでは珍しく純粋にハースストーンをしています。
すると、特にひねりがなくとも勝てるわけです。
またジュリエンヌは絶対にロムロが死ぬような戦闘は行わず、
例えば《卑俗なホムンクルス》を立てておくだけで
ロムロは棒立ちでターンを終えます。
これを使い、盤面を取っていけばDKを絡めて一気に殴り勝てました。
おそらくどんなデッキでもそれなりに戦えるでしょう。楽勝でした。
Wing2-2
VS悪い狼
ヒーローパワーで悪い事やりたい放題です。
悪い狼 HP20装甲0
ヒーローパワー【縮みあがれ】
常時発動型、お互いの手札のミニオンは1/1/1になる
相手の場には《優しいおばあちゃん》が3体すでに出ています。
それに加え手札のミニオンが1/1になるのはトレードされまくって
きつい、という判断だったのでしょうが…
1/1/1オークハート「行こう友よ!さぁ冒険だ!!」
ドラゴン孵化師「ムック!コロ!取ってこい!」
ムック「我は力の化身ンンンンンン!!!!!!」
開始3秒でゲームが壊れます。
手札以外から出るミニオンはスタッツそのままなので、
1ターン目からむちゃくちゃできます。
他のおすすめは優秀なAoEの《始祖ドレイク》。
後は断末魔で強力なミニオンを出せる卵系です。
1/1なので自爆特攻もできます。
ワイルドには安価で優秀な横展開カード《暗黒街の大物》や
3枚目の始祖ドレイク《コールドライトの妖幻者》等が居ます。
安価にズルし放題なのでスカッとするバトルでした。
Wing2-3
VS魔女
ドロジーを巧みに操って勝利を目指しましょう。
魔女 HP50装甲15
ヒーローパワー【竜巻】
0マナ、ドロジーが相手の場に居ない場合、相手に100ダメージ
自分の場には最初から0/10の《ドロジー》が存在しています。
これを破壊されると、相手のバカみたいなヒロパで一発KOされてしまいます。
相手のデッキはドロジーを削りきってしまおうと軽めのミニオンばかりで形成されており、
また《捻れし冥界》も採用されているためもたもたしていると勝てません。
勝ち方は、0/10が盤面に居ると言うだけで大半の人が気づくと思いますが
【反転プリ】、人呼んで【OTKプリ】です。
上記のカードを使用して、ドロジーをデカブツに仕立て上げてやりましょう。
ワイルドには優秀なバフカード《カバールのカギ爪のプリースト》や、
小粒ばかりの相手のミニオンを効率的に除去できる《狂気ポーション》があります。
相手はたとえドロジーの攻撃力が30あろうがとにかくドロジーを狙って
手札を浪費させていきます。
要塞と化したドロジーがまるで羽虫を潰すかのように有利トレードを行っていく様は
見ていて気持ちがいいです。
次回はWing3からクリアまでを見ていきたいと思います。
それでは。