だらだらかーどげーむ

染め上げろ、隣の土地は赤く見えるぞ

【HS】天下一ヴドゥ祭カードレビューその8【元DQMBLプレイヤーが語る】

こんにちは。

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僕がアーケードゲームで一番のめり込んだのは「ドラゴンクエストモンスターバトルロード」で間違いないと思います。

特に高校生あたりでちょうど財力もついてゲーセンに通う頃だったので、

そこにあったあのゲームにはまぁ心を奪われましたね。

第1章の頃から始めて、稼働が終了するまでずっとプレイしていました。

稼働終了してもWiiのソフト買ったりメルカリで暴落したカード買ったり。

コレクターズアイテムとしても優秀な一品でしたね。

今考えるとゲーム性はほぼ無いに等しかったようなものですが…

ネームバリューとシンプルな操作性で惹きつける何かがあったのでしょう。

お気に入りの組み合わせは「バトルマスター」「メイジキメラ」「スターキメラ」

です。参考までにどうぞ。

 

それでは早速。

 

《アイスクリーム屋》

中立のエピックミニオン

味方に凍結中のミニオンがいる場合装甲を8獲得する能力を持ちます。

相手によって凍結する、と言うのは極稀なので、

自分から凍結するギミックを入れないといけません。

《フローズン・クラッシャー》や《ヒルドニル・フロストライダール》などが

実用的なミニオンでしょうか。

対象を選べるということで、《グレイシャル・シャード》も候補です。

アド損感が否めませんが…

リターンの装甲8も別に大きいものでもなく、

《総甲虫》などと比べると使いにくさが目立ちます。

凍結状態は1ターンで溶けてしまうのでタイミングも難しく、

これから先「フリーズメイジ」のようなアーキタイプが復活でもしない限り

まず使われることはないでしょう。

《含み笑う発明家》全盛期に《ブラッドナイト》が日の目を見た事実を

考えると、全くチャンスがないわけでもないかもしれません。

 

 

《更生する構成員》

中立のコモンミニオン

自分のターン開始時に自分をヒールする能力を持ちます。

《ハッピーグール》の起動役にもなりませんし、

ミニオンが殴られる=破壊されるときなのでほぼ効果は発動しないでしょう。

種族も持ちませんし、構築で活かすにはパワーが足りません。

闘技場ではミニオントレードが主な除去手段となるので、

それなりのスタッツを持ち自己修復もできるこのミニオン

厄介な存在になるかもしれません。

レアリティも低く、同マナ域にあまり強いミニオンがいないのも追い風です。

 

 

《ランブルタスク・シェイカー》

中立のコモンミニオン

《ケーアン・ブラッドフーフ》の廉価版のようなミニオンです。

マナ域としては《呪われた門弟》のほうが近いでしょうか。

ケーアンは6マナで4マナ相当のミニオンが2体出るので強いですが、

こちらは4マナで2マナ相当のミニオンが2体なのでかなり弱いです。

さらに体力が低く弱いミニオンにトレードされやすいため

マナコスト以上に貧弱です。

《呪われた門弟》も同じですが、「クエスドルイド」で活躍できます。

なんだか可哀想な存在ですね。

断末魔を発動してもそこまでの威圧感がない、

本体も弱い、種族もないとなかなか活躍させるには難しいです。

 

 

 

スカラベの卵》

中立のコモンミニオン

断末魔で卵が孵るシリーズの1枚です。

生まれてくるのは1/1が3体と、《呪われし蜘蛛》を連想させます。

攻撃力を持たない分割る手段が必要になってきますが、

獣を持っていないためハンターの精霊ではバフできません。

《ダイヤウルフリーダー》《炎の舌のトーテム》を有する

「偶数シャーマン」なら、このカードを上手く使いこなせるのではないでしょうか。

《魔力ダイナモ》や《魔女ハガサ》から持ってくる《ストームブリンガー》との

相性もなかなかのものです。

 

 

《ヘビの結界》

中立のレアミニオン

実は初の中立トーテムです。

《魔女の大釜》といいシャーマンのアイデンティティ流出が激しいですね。

効果はターン終了時相手の顔に2点飛ばす攻撃的なものです。

偶数のデッキは奇数と違い、こまめなリソース管理で戦います。

やや奇数よりのこのカードは、偶数デッキとの相性はあまり良くなさそうです。

2マナでハンターのヒロパ1回分なので、うまく維持できれば

案外弱くはなさそうですね。

ワイルド環境の「偶数シャーマン」が《地底よりのもの》の

召喚条件をゆるくするために使用するのかは…どうでしょうね?

 

 

《シールドブレイカー》

中立のレアミニオン

挑発に対するテックカードで、《黒騎士》のマイルドバージョンです。

挑発というキーワード能力は最もポピュラーな能力なので、

完全に腐るマッチというのは殆ど無いでしょう。

しかし沈黙するだけで破壊はしていないので、

ボードアドバンテージをほとんど取れない点は問題です。

このミニオン自体かなり貧弱なので、採用するデッキは

「ヒールZOO」のような挑発をどけさえすればなんとかなるような

超速攻のデッキに限られてくるでしょう。

それでも《スペルブレイカー》との競合は必至ですが…

あちらの優秀なスタッツの前では勝ち目がなさそうです。

 

 

《強仙師》

中立のコモンミニオン

2/2/3と見れるスタッツに激怒で呪文ダメージ+2と

かなり優秀な効果を持ちます。

呪文ダメージ+2は《魔力異常体》《コボルトの地霊呪痛死》と同じで、

大体は4コストのミニオンが持つ効果です。

リーダーがメイジの場合、最低でもこのミニオンを出して

ヒロパすることで疑似《コボルトの地霊呪痛死》として使えます。

もちろん2コストで場に出しておき、激怒を発動させれば

相手に呪文で深手を追わせることができるでしょう。

「テンポメイジ」への採用は十分ありだと思います。

同様に「偶数パラディン」の《アマニの狂戦士》枠に採用すれば、

《聖別》《報復の怒り》が超強力AoE兼バーンスペルになります。

闘技場でも予想外の一撃を食らわせることのできるボムカード、

そうでなくても優秀な2/2/3として使える良いカードです。

 

 

《盗んだナイフ》

ローグのコモンスペル。

ローグ以外のクラスの武器を発見する効果を持ちます。

今まで、対戦相手のクラスから発見が多かったローグの泥棒スペルですが、

ついにミラーマッチでも使える泥棒カードが出ました。

大当たりはやはり《世界樹の小枝》でしょうね。

ヒロパで壊せるのでゲームがぶっ壊れるでしょう。

「テスローグ」がミラーでささやかな抵抗を見せるスペルとして、

またロマンあふれるカードして十分採用に値するカードですが、

《亡霊カトラス》との相性の悪さがどうしても気になります。

体力を回復する手段に乏しいローグの貴重な回復リソースが

使えないのはかなり痛いです。

純粋にヒロパで武器を付けられるのに武器を発見するのも

あまり得している気がしないですしね。

 

 

《イボの魔女》

シャーマンのコモンミニオン

呪文を2回唱えたターンのみ《ヨドミノヒバナウナギ》になれるカード。

1マナで2点飛ばせるのは強いですが、

もちろん呪文を2回使ったターンと言うのは何ターンか経過する必要がありますし、

シャーマンはオーバーロードがきついのでなおさらです。

《不安定な進化》を何度も使える強みを活かして、

「奇数進化シャーマン」で採用できるかもしれません。

スタッツは貧弱なので効果を使ったらすぐ進化させてやる必要がありますね。