ぶんぶん杯~新旧旧神復活祭~解体新書① 使えるレジェンド編
こんにちは。
約1年と半年ぶりにブログを更新しました吉田と申します。
今回は2021年1月の末にあるぶんぶん杯についての考察をしていきたいと思います。
ぶんぶん杯について
ぶんぶん杯とは、世界一頭の良いチンパンジーであるぶんぶんさんが主催する、賞金付きのハースストーン大会のことです。
【大会告知】
— ぶんぶん (@bnbn1923) 2020年12月31日
あけましておめでとうございますと同時に大会のお知らせです(^o^)
1月30日(土)に変則ルールのぶんぶん杯を開催致します!
参加希望の方はルールをよ~くお読みになってDM下さい!
よければ拡散もお願いしま~す(^o^)今年もよろしくネ♪ pic.twitter.com/TKCSNKU279
内容は上記の通り、構築に縛りが付いた変則的な大会であり、ぶんぶんさんが普段投稿している底の浅い動画からは想像もつかないような、奥の深い大会となっています。
今回はこのぶんぶん杯で使用できるヒーロー別のレジェンドカードを紹介していきます。
ヒーロー別の使えるレジェンド
今大会では、新旧旧神8種類に加えて、魔法学院スクロマンスのレジェンドカードが使用可能です。
それではスクロマンスのレジェンドカードをヒーロー別に紹介していきます。
デーモンハンター
アグロからOTKまで暴れ散らかしたデモハンですが、おなじみの《ケイン・サンフューリー》《異端者アルトルイス》《イルギノス》と言った強レジェンドは今回一切使用できません。
見たことあるカードは六つ子を産み出すおそ松女史くらいですかね?ぶんぶんリスナーであればステリーナも良く見るでしょうか。
《最優秀生徒ステリーナ》
・謎の第4勢力デモハンハンデス路線部部長
・ボディは最低限、採用できなくもないが採用したいかと言われれば...
・正直どのデッキタイプに入るのかわからない
・アグロだと重い、コントロールだと異端が難しい
ザ中途半端って感じがします。レジェ枠に困ったアグロ~ミッドレンジが採用すると良いでしょうか?
《エースハンター・クリーン》
・謎の第3勢力デモハントークン路線部部長
・トークンデモハンは死んでなんぼなのになぜか生かしちゃう
・ボディも標準、アグロが盤面を取り合うときに非常に優秀に見える
・なんか顔も無敵になるデモハン補正
アグロデモハンに採用すれば、序盤の盤面争いが若干有利になるでしょうか?
《グルダンの髑髏》で0コストになる点も結構優秀です。
まあ後から紹介する《伝承守護者ポルケルト》を押しのけて採用するかと言われると...って感じではありますが。
《社会心霊学者マリシア》
・『お粗末ね 全身全霊 込めなさい』
・現在も根強い人気のある欠片デーモンハンターのエース
・強制ハイランダーなので欠片を埋めるカード少なすぎ問題が発生する
・なんだかんだぶんぶん杯においては、破格の性能だと思う
上記の3つ目、欠片を埋めるカードが少なすぎる問題が非常に重いです。
逆に考えると欠片を使うカードも少ないということなので、とんとんかもしれないですが。
正直3/3の魂は2、3体出るだけでも強いので、欠片を埋めるカードさえきっちり引き込めれば十分な活躍はしてくれると思います。
ドルイド
もともとドルイドのレジェンドはポン置きで仕事をするタイプではなく、合わせ技でパワーを発揮するタイプが多いので、単体で見ると大体が大癖者なんですよね。
単体で強いレジェンドである《解き放たれしイセラ》も、正直《洪水》ありきなところはありますし。
《森番オム》
・《ジェペット・ジョイバズ》から《マリゴス》と一緒に引かれるとキレる
・結構口が悪い
・条件付き0/5/4にどの程度惹かれるかによる
・いつもの相方ミニオンが軒並み使用できないのがキツい
つるんで悪さできるミニオンがほとんどいないため、このミニオンを使用するデッキは当日もほぼ見ないと思います。
《自然の語り手ギドラ》
・序盤中盤終盤隙が無いと思うよ
・特にドルイドは序盤が弱いため、居るだけで心強い守りの要になってくれる
・もし生きて返った場合、疾風パンチで普通に半殺しにされる
雑に単体で強い、シナジーを活かせばもっと強い《獣ドルイド・ローティ》のような存在です。出してから《コイン》《練気》しないように気を付けましょう。
ミッドレンジ~ビッグ系のデッキであればレジェンドはこのミニオン選択でほぼ間違いないと思います。
《シャンドー・ワイルドクロ―》
・正直ハンターでしか見ない
・そして採用しているハンターもほぼ見ない
・条件付きとはいえ3コストで《ケレセス侯爵》か《無貌の操り手》はまぁ強い
・採用する場合獣に寄せた構築を要求される
《守護獣》からの上振れを狙う、もしくは《翼の守護獣》《沼地のヒドラ》に化けるなど獣特化なデッキを構築すれば、十分なバリューを発揮できるミニオンでしょう。
ハンター
微妙なレジェンド三銃士を連れてきたよ。
《スレイト先生》
・『学生には理解できないよ、僕にもできないけど(^^)/』
・スタッツはかなり優秀、《連射》《魔力の一矢》などに猛毒を付けることができるのも地味に便利
・スタッツは良いのに効果を活かしたデッキでは序盤にポンと出せない
・そもそもハンターのダメージスペルって顔に撃ちたい場合がほとんど
本人の性格と同様に、かなり癖のあるミニオンです。秘策と相性が良く、《狙撃》が単体確定除去、《爆発の罠》が全体確定除去になります。ただ、《スレイト先生》を倒されたらそれで終わりです。きのこの山に帰らなきゃ!
《エースハンター・クリーン》
・最近流行りだしたフェイスハンターにさえ採用される気配がない
・HSReplayによると採用率驚異の0.3%
・《ハファー》《急降下グリフォン》なんかが有利にトレードできるかも
・でもいつ出す暇があるんだよ
アグロに入りそうで入らない、強そうで強くない、食べるラー油のようなミニオンです。《ストームハンマー》《トゥルーエイム・クレセント》を何度も何度もぶん回す場合に、お顔が持たない問題を解決してくれるかもしれません。
《シャンドー・ワイルドクロ―》
・ハンターではほぼ《ケレセス侯爵》として使われる
・テンポで出して良し、抱えても良しの優秀なミニオン
・《ツンドラサイ》《スカーレット・ウェブウィーヴァ―》と組み合わせて悪さできるかも?
・採用する場合獣に寄せた構築を要求される
ハンターでは一番扱いが簡単なレジェンドです。《ツンドラサイ》《スカーレット・ウェブウィーヴァー》の存在により、《巣立ちのドラゴンホーク》や《踏み潰すサイ》あたりのコストを下げてコピーしてどーん!できるかも。まぁハイランダーなんでそのあたりは結構厳しいかもしれないですが。
メイジ
《ジャンディス・バロフ》から出るパッケージなため、全員顔なじみな気がします。
《決闘修士モザキ》
・顔以外に欠点がない
・《魔法使いの弟子》と一緒に呪文をぐるぐるできれば非常に強力
・このミニオンを主体としたアーキタイプを組めるポテンシャルの持ち主
・デュエルでも強い
《一夜漬け》などスクロマンスでは呪文ダメージに焦点が当てられており、デザイナーズ特有の相性の良いカードが多数存在します。《マナ・サイクロン》の相方である《エレメンタル喚起》や呪文ダメージを参照する《予想外の結果》など、ワイルドカードがさらに性能を引き上げてくれるでしょう。
《ジャンディス・バロフ》
・《召術師の招来》でゼロ円食堂レベルの無駄の無さを実現
・ワイルドだと《ジリアックス》が出るらしい
・同程度のスタッツが2体出た場合、選んでない方チカチカしがち
・BGで《ホッピング・ホッパー》をプールから抹消した罪人
このミニオンを入れないというのは、ノンクリーチャーデッキくらいのものでしょうか。いつ出しても強い、レジェンドに相応しい風格の持ち主です。いろんなデッキで活躍できるでしょう。
《ラス・フロストウィスパー》
・環境初期のころはよく見た気のするレジェンド
・《決闘修士モザキ》のズッ友だが、今回は二者択一
・《ジャンディス・バロフ》で1点パァンと飛ばすことがよくある
・《天文術師ソラリアン》《シェンヴァーラ》など周りを囲んでいたレジェンド達が居ないと力をうまく出せないかも
なぜか顔にも飛ぶのが魔法の不思議なところ。全体除去に肉がついて弱いわけがありません。全体3点くらいでも十分強いので、テンポメイジの構築には事欠かなさそうです。
パラディン
《終身教授テュラリオン》以外は結構よく見る顔ぶれですね。
《終身教授テュラリオン》
・《太陽の番人タリム》と一緒でなぜか自分は3/3にならない畜生
・ビッグパラディンでワンチャンあるかも?
・せめて殴られるときにも相手を3/3にしてください
・まきびしチャリーンwモザキのヒロパぺちーw
ピュアパラディンでさえ全然見ないミニオンです。《決闘だ!》《学位授与式》など、ビッグパラディンにはこのミニオンを引き立てるカードが揃っているため、もし使ってみたい方は持っているかのチェックをしてみると良いでしょう。持ってなかったら魔素の無駄なのであきらめましょう。
《ロード・バロフ》
・デザイン◎実績◎BGM◎と、もはや芸術品
・生き抜いて見せた試しがない
・《空飛ぶほうき》《ペン投げ野郎》とセットでどうぞ
・BGでは一度も取ったことがない(下手過ぎて予想全部外れる)
超万能除去ミニオンです。旧神全力の超受け身デッキを作成する場合は、除去枠としてこのミニオンにお呼びがかかるでしょう。ただ、ウォリアーと違って自壊する手段が意外とないので、ご利用は計画的に。平等聖別大好きなおじいちゃんHSプレイヤーの琴線を刺激してくる1枚です。
《大修道院長アルーラ》
・プリーストとのデュアルクラスだったのか
・《コイン》➡《マーロック鮮鯛》GG
・パラの呪文は自身に使って基本外れがないので、上振れを狙いつつ堅実に強く使える
・ハイランダー構築なので、ランダム要素は若干大きくなる
4t目に《プリズムレンズ》か《マーロック鮮鯛》をかましてきたのが懐かしいあの頃。現在は3t目《希望の聖典》でゲームをぶち壊してきます。《マーロック鮮鯛》を使ったマロパラデッキは、ぶんぶん杯でも十分組めるポテンシャルを持っているので、変わりダネを求める方は要チェックです(寿司ダネと鮮鯛が掛かっています)
プリースト
プリーストもアクの強い連中が揃っています。
《精神与奪者イルシア》
・サイラスOTKやイルギノスOTKなどのストッパーであり、環境の必要悪として君臨
・2コストが3コストにナーフされたの覚えてる人居る?
・OTKがほとんど使用されないぶんぶん杯では普通に弱いと思う
・「手札とデッキを交換する」の一文に興奮を覚える人専用ミニオン
非常にテクニカルなミニオンです。相手の手札をめちゃくちゃにできる半面、こちらも相手に委ねる必要があるので、総じて扱いが非常に難しいと思います。使用する際はこの方のこちらの動画に目を通しておくと良いかも?(勝手に流用すいません...)
《大修道院長アルーラ》
・パラディンと違って《密言・痛》や《贖罪》なんかを自分に撃ちがち
・更には《再起》《手相占い》で意味わからない呪文引っ張ってきがち
・半面《琥珀の中に眠るもの》なんかでゲームをぶっ壊せることも
・ビッグプリーストで夢は見られるか?
プリーストは呪文による除去を多用するため、パラディンと比べると乗りこなすのは難しくなります。しかし、《影の神髄》などのデッキから踏み倒す呪文や《永劫の隷属》のような復活させる呪文とは相性が良く、ワイルドの嫌われ者ことビッグ(復活)プリーストをぶんぶん杯で再現するならば、屋台骨になってくれるかもしれません。
《冷血なる教師ギャンドリング》
・即座に断末魔を発動させることができるが、プリーストのミニオンはスタッツが良いものも多く、即座に破壊は少々もったいなく感じる
・復活プール汚れるどころの騒ぎじゃない
・テンポプリーストとかいう電波
テンポプリーストを組んだとして、《影の超越者》や《ドラゴンモーの監督者》のように自身が生きていないと弱いミニオンとアンチシナジーになってしまいます。断末魔を発動させる場合も、自身が重いので《メカ・チビドラゴン》のようなミニオンと一緒には使いづらく、相性はあまりよくないでしょう。どうやって使えばいいのでしょうかね。
ローグ
全てのミニオンが高水準です。流石器用なローグです。
《潜入者リリアン》
・正直全然見ないけど、カードパワーはそんなに低くない
・ローグに渡された隠れ身シナジーで一躍主役になれるかも
・地味にローグは断末魔シナジーもアツい
・デュエルでもめちゃくちゃ影が薄い
今のローグはコンボが強すぎるせいで全然話題になりませんが、カードとしては結構強いと思います。《アッシュタン・スレイヤー》や《グレイハート族の賢者》《影の師匠》など隠れ身シナジーはもりもりですし、《ネクリウムの刃》や《ネクリウムの小瓶》などを使っても強いです。《ジャンディス・バロフ》の安定感を捨てるだけの価値はあると思います。
《ジャンディス・バロフ》
・立てばシャドステ座ればテンウー歩く姿は進化手先
・《秘密の通路》からワンチャンつかんでくるのやめろ
・現実は創り出せる(至言)
・説明不要の強ミニオンなので割と説明が適当
《秘密の通路》《ペテン》と並んでローグに渡してはいけなかったと思うカード。カード1枚では何もできないはずだったローグが、1枚で何でもできるようになってしまいました。《サメの精霊》なんかで超展開すればもう勝ちは目の前。《隠蔽》で隠した日には世界が終わります。どんなデッキにも合うでしょう。
《ドクター・クラスティノフ》
・《自己研鑽の刃》を強化するデッキがあるらしい
・ローグに急襲ミニオンは結構嬉しい
・ローグはヒロパで武器を付けられるため、腐る心配がまずない
・ハイランダーアグロローグがどれほどやれるのかは未知数...
ローグで武器の耐久値を上げられるのは非常に珍しい効果です。《大逆の刃キングスベイン》が使用できないのは悲しいですが、盤面を取りながら武器を振り続けられるのは強そうです。アグロローグに限った話ではありませんが、アグロデッキは旧神の恩恵を受けられなさそうなのがどうなのかなとは思います。
シャーマン
何でもできるけど全てが6割でおなじみのシャーマンでしたが、一転かなり良い感じなカードを貰っています。現在の環境もノリノリですしね。
《ファイアハート先生》
・お願い《退化(の矢)》を許すな
・自分がこの世から消えても効果は残るのが偉いポイント
・効果が完結しているのでデッキを選ばない
・ワイルドはプールが広いので、状況にあったカードを持ってこられるかは不安が残る
レジェンドで悩んだらとりあえず入れておけと胸を張って言えるカードです。バリューを稼いでくれるので、特にコントロール系のデッキとは相性がいいかもしれません。もちろんアグロでも及第点以上の活躍をしてくれると思います。
《自然の語り手ギドラ》
・シャーマンでの採用はほとんど見ない
・《サバクウサギ》+《転化》のせいで逆にシャーマンの方でよく見る
・後半の圧としては優秀
・全体除去呪文とはアンチシナジー味が強い気がする
シャーマンは序盤から呪文による除去が強力なため、このカードを除去カードとして使うことはほとんどないでしょう。使うとしたら後半、《カエルの雨》のような展開呪文と合わせて使うことで勝負を決めに行く切り札的ポジションでしょうか。ただ、シャーマンの重い呪文は基本全体除去なので、巻き込まれてしまうのが若干惜しいポイントではあります。4/7くらいでも十分強いとは思いますけどね。
《ラス・フロストウィスパー》
・アグロスぺダメシャーマンは一応形にはなっているらしい
・《スコールハンター》を展開しつつどうやってこいつを置くのかは永遠の課題
・シャーマンもメイジと同様《レディ・ヴァッシュ》という相方を使えない
・ワイルドの奇数シャーマンとかいう闇
シャーマンに断続的に与え続けられる呪文ダメージというテーマ。現在はスタンダードに《ルーン・ダガー》《魔力の番人》《代理鏡師》と言った呪文ダメージ(を参照する)カード、《蛇寺院のポータル》や《ダンクタンク》と言ったダメージ呪文が結構あるため、しっかり練れば意外とぶんぶん杯で強いかもしれないですね。
ウォーロック
ウォーロックも良い感じにデッキの核となりそうなレジェンドが揃っていますね。
《大魔女ウィロー》
・スタンでは見ないが、実はワイルドのレノロックで暴れ散らかしている模様
・修正前の姿を誰も覚えていない
・《ヴォイドロード》《マルガニス》《ドゥームガード》と言った男の子の夢をくすぐる大型悪魔の魅惑
・そして起きる手札事故
レノロックで暴れている《大魔女ウィロー》ですが、レノロックに必要なパーツがぶんぶん杯ではほとんど使えないため、どの程度の完成度になるかは未知数です。しかし、《強化ドレッドロード》や《退廃させしものン=ゾス》(旧ン=ゾス)がワイルド枠を潰さず使用できるため、デッキチューニング次第で化けそうなアーキタイプです。
《社会心霊学者マリシア》
・基本的にはデーモンハンターの評価と一緒
・ウォーロックは除去が強いため、デーモンハンターと比べると優先度は若干落ちるかも
・存在価値の8割5分が《チケッタス》の変妖のためだと思う
・ヒロパで欠片引きがち
最近ウォーロックによく採用されているカードですが、相方である《チケッタス》が使用できないぶんぶん杯では魅力が半減してしまいます。ヒロパと欠片の相性も良いような悪いようなって感じですし、除去カードもウォーロックは豊富です。コメント稼ぎを狙う用途以外での使用はあまりお勧めできません。
《冷血なる教師ギャンドリング》
・ZOOとの相性はそれなりにいいはず
・ワイルドでは0マナミニオン4種類を2枚ずつ入れた構築もあるとか
・まさかの採用率0.04%を達成(HSReplayで映す価値無しされてた)
・ZOOの中では重いので、手札でだぶついてしまうかも
手先を破壊する懐かしのZOOの動きを体現してくれそうなレジェンドです。環境がコントロールなので全然使われていませんが、0マナミニオンと《死者蘇生》を合わせられるので種には事欠かなさそうです。しかし、ZOOは既に出したミニオンを強化する戦法が得意なので、特にハイランダーだとかみ合わないところも出てくるかもしれません。
ウォリアー
ウォリアーもクラスレジェンド・デュアルレジェンドともに及第点を超えるパワーを持っています。
《ラトルゴア》
・スタンでは盤面最強ミニオンとして定義されている
・カード情報公開時の僕「重すぎ変身退化で終わりそう400ダスト」
・ラトルゴア➡ミドルゴア➡リトルゴアという風潮
・特にカードの限られるぶんぶん杯で、対処法の限られるカードは優秀
昔『《ドレッドスティード》牧場事件』がぶんぶん杯で起こったように、ぶんぶん杯においてなかなか死なないミニオンは非常に強力です。現在《超次元断裂機》《学位授与式》が使えるため、ビッグウォリアーは選択肢の一つとしてアリだと思います。
《ロード・バロフ》
・大体《扇動する船頭》の後に出てくる
・それか《シールドスラム》で自壊する
・このカードをレジェンド枠に据えた場合、勝ち筋をどうするか問題が発生する
・アマスミコンボ無いときのウォリアーのドロー弱すぎ問題
ウォリアーの中盤の除去を支えているこのカードですが、《扇動する船頭》が1枚しか採用できないため、このカードを雑に切れる場面というのはかなり少ない気がします(全体1点で対応可)。また、《イカリ》もなければ《狂瀾怒濤》も1枚しか採用できないため、ドロー能力の低下も視野に入れなければなりません。採用できるデッキは多いですが、熟考が必要でしょう。
《ドクター・クラスティノフ》
・爆弾・海賊のようなアグロデッキではスタメンを張っているらしい
・《レンチカリバー》《歯が無ェの剣》など最近は武器に事欠かないのが◎
・《木こりの斧》とか覚えてる?
・5/4/4急襲大好き(《ダリアス・クロウリー》の面影を見ながら)
耐久と攻撃力を上げてくれる優秀なレジェンド。特に爆弾ウォリアーの《レンチカリバー》は、ぶんぶん杯では1本しかないため、寿命を延ばしてくれるこのミニオンが必要になってくるでしょう。ただ、今回はハイランダーカードの使用が禁止されているので、ハイランダー潰しの面で見ると爆弾はあまり機能しなさそうです。
中立
アラバスターって誰だよ...
《智慧の宝珠》
・智慧と書いて「ちえ」と読む
・昔プリとか良く握ってたのに最近めっきり使ってる人見なくなった印象
・このカードにレジェンド枠を使うかと言われると...
・引きたくないカードを下に置ける「クソデッカー御用達武器」
こんなのにレジェンド枠を割いていたら勝てるものも勝てなくなりますが、そんな些細な勝利を捨ててでも配信中にクソデッキを披露したい、承認欲求モンスターだけがこの武器を使いこなせるでしょう。ただ、配信に乗るためには1回戦を突破する必要があります。ゆめゆめ忘れないでくださいね。
《伝承守護者ポルケルト》
・昔はスリムなコストでイケイケだったのに...
・今でも十分強い
・下手なレジェンドを入れるくらいならこれ入れたほうがいいと思う
・旧神をサーチする枠として便利
この効果でイエティスタッツは流石に許されなかったらしいです。アグロ、ミッドレンジ、コントロールと幅広く使用できるかと思います。特にアグロデーモンハンターの《グルダンの髑髏》との相性は言うまでもなく、《異端者アルトルイス》は居ないものの爆発的なパワーを生み出すこと請け合いです。無理してクラスレジェンドを採用するくらいならこのカードを採用する方が良いでしょう。
《ヴェクタス》
・使うのは断末魔ハンターだけかと思いきや、実は《灰枝》ドルイドも採用しているとか
・でも正直《ジャンディス・バロフ》以外で見たことない
・《頽廃させしものン=ゾス》との相性は◎
・大体は断末魔ハンター専用になる気がする
1/1の断末魔ミニオンを両脇に出すなんちゃって《ジャンディス・バロフ》です。特に断末魔ハンターは《先生のペット》《ダークムーンのトンク》《疫病始祖ドレイク》など上質な断末魔ミニオンが現環境に揃っているため、相性が良いと思います。《頽廃させしものン=ゾス》まみれだった前回大会のようにはなってほしくないなぁ...
《ケルスザード校長》
・《魂突き事故》との相性は証明済み
・猫ミニオンが絡むと挙動がおかしくなる公式のバグ(仕様)
・プリーストもレジェンドが微妙且つ全体除去に自信のあるヒーローなので、一考の価値あり
・大会で猛威を振るっていたバグは直ったのかな?
スクロマンス学校長も使われなくなって久しいですね。良スタッツに加え除去と展開を兼任してくれるため、うまく使えば一気に優勢になることができます。ただしこのミニオン自体がコスト5と重いため、除去呪文はある程度軽くないといけません。《魂突き事故》を有するウォーロックや、《洞察》などでこのカード自体のコストを下げられるプリーストがうまく使えそうな気がします。
《万鍵支配者アラバスター》
・誰やねん
・こないだの冬至祭の酒場の喧嘩で見たのが恐らくファーストコンタクト
・重すぎテクすぎで手に負えない
・相手にドローさせるカードは数が少なすぎて活かしきれない
どう使えばいいんでしょうか。《踊る剣》?《コールドライトの託宣師》?《研究プロジェクト》?そこまでして相手にドローさせてようやくアドを得られるというのはレジェンドとしてどうなんでしょうか。このカードを使ってぶんぶん杯に挑む人が居たら、文句なしにナイスクソデッカーでしょう。僕にはどう使っていいのか見当もつきません。
最後に
これで今回の記事は終わりです。
編集していて、改めてカードパワーが上がったなと感じました。レジェンドありきのデッキ選択だったり、デッキありきのレジェンド選択だったりと個人で好みは変わってくるでしょうが、自分が選んだレジェンドを信じてデッキを完成させてやってください。
次回からは「現在流行りのアーキタイプ」「スタンレジェンドが核となるアーキタイプ」「旧神が核となるアーキタイプ」の3つの視点から、クラス別のサンプルデッキレシピを考えていきたいと思います。
それでは。