【HS】「ドラゴン年」発表&名誉の殿堂入り発表!【更新できなくてすみません】
初めに
この時期といえば出会いと別れの入り混じるバタバタする時期というわけで…
2月はまるっと更新をすることができませんでした。申し訳ありません。
毎月EDHも上げることができずという…
3月に入り、なんとか落ち着くことができました。
というわけで、3月は毎日投稿を目指して頑張っていこうと思います!
普通に無理でしたすみません
継続は力なり、という言葉を信じて突き進んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
この1か月で書きたかったこともいろいろあるので、3月ですべて取り戻せたらなと思います。
記念すべき1日目はハースの話題です。
「ドラゴン年」発表!
もう新拡張まで1か月ということで、今年の4月から始まる「ドラゴン年」が発表されました。
新弾とともに、今までお世話になっていた「マンモス年」のカードたちがワイルドに行くことになります。
「大魔境ウンゴロ」「凍てつく玉座の騎士団」「コボルトと秘宝の迷宮」…
大魔境ウンゴロはちょうど僕が始めた時期だったので、とても感慨深いものがあります。
凍てつく玉座の騎士団はとにかくマロパラをぶん回していた記憶、コボルトはマロパラで貫けないヴォイドロードやマナアリの髑髏、バグレベルの回復量を持つウォーロックにブチ切れていた記憶が…
月日とはなんとも無情に流れていくものなのですね。
クエスト、DK、レジェンド武器が使用不可能になるのは一つの時代の終わりを感じさせます。
殿堂入りカードも発表!
そして今回も来ました、年に一度の殿堂入りの季節。
クラシックカードであまりにも強すぎるカードは、ワイルド行きの名誉とは名ばかりの死刑宣告を受ける時期です。
今回は少し様子が違うようですが…
《自然への回帰》
ドルイドは常に柔軟性に富んでおり、またマナ、カード、ミニオンの生成のための様々なツールを取り揃えているが、相手の大型ミニオンを除去するのにはずっと苦労してきた。「自然への回帰」はその弱点を効果的に打ち消し、カードアドバンテージが影響しないマッチアップでの強力な選択肢をドルイドに与えている。これを栄誉の殿堂に移動することによって、ドルイドはクラスのアイデンティティー通り、大型ミニオンの除去に苦労するようになるだろう。
《ジャスパーの呪文石》渡しておいて白々しい言い草ですねぇ…??
これまでの度重なるナーフでドルイドは、何でもできるスーパー超人から、もはや何も人並みにできないかわいそうなクラスへと格下げになってしまいました。
マナ加速が軒並み規制された後は、「マナ加速が強力すぎるせいでほかのカードが使われない、もっといろんなドルイドのカードを使ってくれ」という運営の思いとは裏腹に、ナーフ前のいろんな型のあったドルイドは見る影もなくなり、誰にあたっても同じような、シコシコと《ガジェッツァンの競売人》でデッキを回してミルをするクラスへと変貌していました。
そんなドルイドの頼みの綱であった貴重な1マナスペルの除去もはく奪され、今回のスタン落ちでDKや《究極の浸食》を始めとしたかなりのパワーカードが落ちます。
逆に今後ドルイドは何をして生きて行けというのでしょうか。
トレントでも使ってろと言うことなのでしょうか。
最近はエレメンタルシャーマンが流行り始めていますが、それまでずっと冬の時代を迎えていたシャーマンのような立ち位置になりそうです。
僕はドルイドが嫌いなのでそれでも全然いいですが、「ヒール役のドルイドというのはいつまでも強くいてほしい」という矛盾を抱えてもいます。
なんであれ、これからの動向に注目です。
次にウォーロックのクラシックレアカード《ドゥームガード》。
以下、公式の釈明です。
《ドゥームガード》
悪魔の使役者であるウォーロックはずっと、盤面支配に強いクラスである。ミニオン戦の強さは、破壊的な魔法と同様に、ウォーロックのアイデンティティーの一つであるものの、このクラスの弱点は盤面の優位を失った時にある、という点を強調したい。そのために、ウォーロックが手札から直接出せるダメージを制限したい。強力な突撃ミニオンである「ドゥームガード」は、ウォーロックをクラスのアイデンティティーから外れた方向に向かわせているため、栄誉の殿堂入りすることにしたんだ。
どんな環境になろうが一定数存在し続けるといわれる、生命力の権化「ZOO」や一気にバーストダメージを出す「キューブロック」、破棄シナジーを形成し無限の盤面力で戦う「クエストウォーロック」など、契約のデメリットの強さをものともせず様々なデッキで採用されていた悪魔が遂に逝きました。
その強さ故、間接的に「進化シャーマン」「天文術師メイジ」も弱体化したといっても過言ではないでしょう。
しかしもともと基本カードに《地獄の炎》、クラシックカードに《捻じれし冥界》があるクラスなうえ、《冒涜》《ヴォイドロード》なんてものを刷っておきながらよく盤面取られたら弱いなんて言えるよなぁと思いますが…
「盤面を支配する力は強いが盤面をとられると弱い」ってのがよくわかりませんが、最新弾で刷られた《悪魔弾》のようなものでしょうか。
《ドゥームガード》がワイルド落ちになることにより、替えの突撃ミニオンが出ないことには「ZOO」はかなりの向かい風を受けることになるでしょう。
最近「ZOO」以外のウォーロックでの《ドゥームガード》採用率というか、「こいつ強いからとりあえず入れちゃお」みたいな現象はほぼほぼ皆無でしたのでクラス全体をゆがめるような痛手にはならないと思いますが、「安い!強い!」な初心者の味方が消えてしまうのはやはり心に来るものがありますね。
最近新カードをほとんど使わないどころか特に弱体化もされていないのにZOO以外のアーキタイプを見かけないウォーロックですが、さてどうなることやら。
最後にパラディンのクラシックレアカード《神聖なる恩寵》。
《神聖なる恩寵》
ここ数年間というもの、数々の強力なアグロパラディンデッキが目撃されてきた。パラディンのアイデンティティーが、潤沢なリソース生成能力を持ち、ミニオンを召喚しミニオンを強化するクラスであることはいいんだが、カードドロー能力がパラディンの長所の一つである必然性はない。「神聖なる恩寵」は、このゲームでも対コスト効果の高いドロー呪文の一つだ。他のクラスの長所を強調し、また将来のアグロパラディンデッキのパワーレベルを一定に保つため、「神聖なる恩寵」を栄誉の殿堂入りすることにしたんだ。
確かにパラディンはドローが貧弱で、「偶数パラディン」をまわしていた時は手札をかなり消耗する傾向にあったように思います。
それを《カワキタニの看守》でだましだまし展開したり、在りし日は《動員》で1枚で数枚分のアドを稼いだりしていました。
懐かしいです。
しかし、そんな工夫をせずとも、昔の「マーロックパラディン」や現在の「奇数パラディン」はこのカード1枚でコントロールと渡り合っていたといっても過言ではありません。
その能力はアグロであればあるほどドローできるという矛盾した効果。
3マナ2ドローをする《魔力なる知性》を鼻で笑うようなドロー効率を誇ることもしばしばでした。
トップでこれを引かれてさっきまで0だった相手の手札が気づけば7枚、なんてことも珍しくはない、典型的なOPカードであったと禁止に指定されて改めて感じましたね。
できるだけ短いターン全力を出し切りたいアグロデッキでも、このカードを初期手札に残したいとさえ思える使い勝手の良さは心強い味方でした。
《神聖なる恩寵》を失ってしまうことで、「アグロパラディン」はいわゆる全つっぱの戦い方はできず、また「ZOO」のように手札を補充しながら戦うことはできなくなってしまいます。
これからのパラディンは極端に前のめりの戦い方ではなく、昔良く言われた「パラディンで《ティリオン・フォードリング》が採用されないデッキはない」ではありませんが、ミッドレンジ型が多くなることでしょう。
もともと武器やAoEを基本・クラシックに大量に持っているパラディンは、自分の盤面を強くしながら相手の盤面を返す力はどんなヒーローよりあります。
純粋なカードパワーで相手を押していく本来のパラディンが返ってくるのかもしれません。
というわけで、クラシック殿堂入りカードの紹介と自分の考えでした。
全体を通して、《ドゥームガード》だけ「そんなにか?」とは思うものの妥当な判断だと思います。
個人的には《マリゴス》が殿堂入りしていないのが不服なのですが…
スペルの2種類はワイルドでも十分な強さを誇るカードですし、基本使いどころを選びません。
これからもずっと使われるのはまずいのでしょう。
次環境で追加されるカードに期待して、今は残された環境を遊びつくすことに専念することが大事だと思います。
次回は本題、問題の「原爆コンビ」についてです。