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【HS】爆誕!悪党同盟新カードレビューその7【異形のものとの交わりは】

こんにちは。

エロ漫画を見渡していると「人ならざるもの」との交わりも多々見られます。

もちろん原作ありきで異形のキャラと交わっているものもありますが、今回のテーマは作者のオリジナルについてです。

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異形と言うと仰々しく感じますが、つまりは人ではないものです。

それは犬や馬などの動物、蟲、果てには天使や淫魔など空想上のものまで様々。

エロ漫画に限った話ではありませんが、作品において非日常を語るために最も手っ取り早いのが、この異形のものたちを出演させることなのでしょう。

ではなぜエロ漫画で、こういった非日常を表現したいのでしょうか。

人間のエロだけ書いてりゃいいじゃないですか。

思うに、それは「非日常=安寧の正反対」だからではないでしょうか。

人間は安心があると気を張ることを忘れてしまう。

安全であると牙を抜かれてしまう。

そういった感情と「興奮」は真逆のベクトルだと思うんです。

生き残れるか否かの瀬戸際を行く動物はかなりの子孫を残します。

虫や魚などの過酷を極めるものはさらにです。

動きの遅く襲われやすいマンボウは、一度に3億個の卵を産むといいます。

対して今の人間はせいぜい多くても3人。

危険が無いからです。

だから、興奮してほしい漫画の中では「非日常な」「危険を感じさせる」シチュエーションを作る。

すると生存本能が刺激されて興奮できるのではないか。

そう思うんです。

 

余談ですが「けものフレンズ」のせいで、ケモノで検索するとかなりのノイズが入ってしまうことが非常に悲しいです。

あんなのコスプレした人間でしょ。

「ケモ」で調べると実は比較的ノイズ少な目で検索できる、これおばあちゃんの知恵袋です。

 

《狂気の召喚師》

中立のレアミニオン

相手の復活プールを1枚でこれでもかと汚してくれる抑止力の権化。

自分の場にミニオンが少なく、相手の場に大量のミニオンが並んでいる場合、かなりのアドを稼げる。

ただしなかなかそんな場面は訪れ無いだろう。

このミニオン自身が6マナなので、《乱闘》と組み合わせて使うこともできない。

おそらく復活プリーストが流行った時の安全弁としてくらいしか使用はされないだろう。

攻撃力を下げるカードと組み合わせると、相手の盤面ロックとして使える…が実用的ではないかもしれない。

 

《魔法の絨毯》

中立のエピックミニオン

コスト1のミニオンを救済する《毒蟲使い》のような効果を持つ。

一番恩恵が受けられそうな【クエストハンター】はキーカードを失った状態なので、ほかに就職先を見つけないといけない。

手札から出したミニオンしか恩恵を受けられないので、残念ながらヒロパで宇宙は見られない。

一応即効性を持たせる効果なので、《鴉使い》で手に入れたミニオンを即盤面処理に使えたり、《ボーンバロン》のようにトークンを手札に追加するミニオンと相性が良い。

316と場持ちがいいのも評価できる。

ネタ枠にしては実用的なので、いつの日かこのカードを用いたトリッキーなデッキができるかもしれない。

 

《マホウノヤガエル》

メイジのコモンミニオン

かわいくなった《フレイムウェイカー》。

盤面にしか飛ばなくなった分、こちらのほうが除去として計算できる。

逆に言うと、相手のミニオン以外に点を飛ばせないのでコントロール相手には腐ってしまう。

呪文1枚で1点なのもほとんど誤差の範囲なので、1マナ相当の貧弱なスタッツと合わさって活躍は期待できそうにない。

シナジーがあることが唯一の救いか。

特に生かすことはできなさそうだが。

ハンターが《コンゴウインコ》で見つけてきてキレ散らかす姿が目に浮かぶ。

 

《マナタンク》

中立のコモンミニオン

エレメンタルかつ2マナで6点分まで受け止めるスタッツ、呪文ダメージ₊1とソフトトーントもこなす万能ミニオン

ただしどれも中途半端すぎて構築入りは難しそう。

闘技場でもパワー0のせいで忌避されそうなので、やれるのに不遇な子である。

【反転プリースト】で無理にでも使ってやりたい健気さがある。

 

《インプェルノ》

ウォーロックのレアスペル。

「インプ」シリーズ最新作である。

こちらはインプを出す効果で無く、インプを強化する効果。

全体バフと相手だけ1点ダメージと言うマルチな性能を持つ。

今回悪魔シナジーが強化されこのカードも文面以上の強さを持ちそうである。

《メイルシュトロームのポータル》が使われた当時を考えると、全体1点というのはそこそこ需要があるかもしれない。

あれはスぺダメトーテムが強すぎただけかもしれないが。

 

《サンリーヴァーのスパイ》

中立のコモンミニオン

223と素でも優秀なスタッツに加え、秘策が張られているとさながら《トーテム・ゴーレム》を思い出す234スタッツになる。

多くの秘策を所持するパラディン、ハンター、メイジには期待の新人である。

ローグも使おうと思えば使えるが、こちらにはさらに急襲も付与されるカードが配布されたのでそこまで無理に使う必要はなさそうだ。

特にパラディンは今回強化が入った上に1マナ秘策→このカードとマナカーブを崩すことなく動くことができるため、非常に相性が良い。

【秘策パラディン】は環境を取ることができるのだろうか。

 

《殻斗果流格闘家》

ドルイドのコモンミニオン

リスは《ティンクマスター・オーバースパーク》で出る111獣。

121とそこそこ見れるスタッツに後続を呼んできてくれる効果も及第点。

特に《ファイアフライ》を採用していたような、1マナから動きたい【アグロドルイド】にはピッタリである。

獣であることも追い風だが、残念ながら獣シナジーは軒並みワイルドに落ちてしまった。

このカードの真価はワイルドで発揮されるだろう。

【アグロドルイド】が息をしているかどうかは別にして。

 

《サンリーヴァーの戦魔術師》

中立のレアミニオン

「自分の手札にコスト5以上の呪文を持つ」ことが条件のかなり幅の広いシナジー効果を持つ。

シナジーのボーナスも好きなところに4点火力をとばせるというもので、非常に使い勝手が良い。

中マナ域を固めるのに持って来いである。

このミニオンのスタッツが44なので、このカードでこのカードを打ち落とす「サンリーヴァーめんこ」なんて光景も見られるかもしれない。

闘技場でも効果の発動をさせやすいクラスでは及第点だろう。

 

《キリン・トアのトライキャスター》

メイジのレアミニオン

久しぶりに出てきたキリン・トア一族。

呪文のコストを1上げるデメリット能力を持つが、代わりに呪文ダメージ₊3と言う破格のコストパフォーマンスを誇る。

呪文ダメージと言うのは基本返しのターンに処理されるので、出したターンでどれだけ呪文を唱えられるかでその強さが決まる。

スペルが満足に唱えられないのではその強さも半減だろう。

1枚のデカいスペルを叩き込むという面では秀でているが、それなら《宇宙異常態》で軽いスペルを2枚以上打つほうが良い。

魔法使いの弟子》とうまく組み合わせられれば…

 

《ジャンボインプ》

ウォーロックのエピックミニオン

10マナ88と《エメリス》を思い出すスタッツだが、どちらかと言うとワイルドの《霜の巨人》に近い。

コストが下がる条件は手札にいる状態で味方の悪魔が死ぬこと。

味方の悪魔限定《回廊漁り蟲》と言えばわかりやすいか。

この拡張では悪魔が強化されているので、このミニオンもそこそこ出しやすそうである。

除去の少ない環境初期、これだけのサイズを押し付けられればかなりのプレッシャーになるだろう。

活躍が楽しみなカードの1枚である。

 

《マーロックの魂》

シャーマンのコモンスペル。

味方全体に断末魔を付与するシャーマンの十八番の1つである。

出てくるのは11のマーロック。

ドルイドの《森の魂》に近い効果である。

戦線が壊滅すると弱いマーロックを補助する1枚で、コストが軽いのも余ったマナで撃ちやすくコンセプトに合っている。

問題は《マーロック連合》がスタン落ちする事。

マーロックを召喚すること自体がボーナスにならないので、デッキ化することは難しそうだ。

 

《アングラ・アングラー》

シャーマンのレアミニオン

マーロックを出すと、ランダムなマーロックを補充する全マーロックが望んだ最強ミニオン

《原始フィンの見張り番》が泣いてしまいそうだ。

シャーマンのマーロックには《幽霊ナイトアングラー》が存在するので、かなりのアドを稼ぐことができる。

一応形になるだけのパーツはもらえたので、あとは《魔女ハガサ》《シャダウォック》でどれだけ戦えるようになるかである。

デッキ構築職人の腕の見せ所。

 

《スカーギル

シャーマンのレジェンドミニオン

マーロックのコストをすべて1マナにするかなり思い切った効果を持つ。

444とスタッツもそれなりに見ることができるので、マーロックデッキの核になることは間違いないだろう。

これだけコマがそろうと、ワイルドで【マーロックシャーマン】が誕生してしまうのではないかと言う期待がわいてくる。

あちらの凶悪な《コールドライトの託宣師》も1マナになるので、めちゃくちゃ増やした後《シャダウォック》で悪用するデッキにならないといいが…

 

《古代樹の祝福》

ドルイドのコモンミニオン

ドルイドの双呪文は昔懐かし《蓮華紋》。

3マナとかなりのコストアップをしてしまったがその性能は折り紙付き。

最大2回使えるので、トレードやバーストと盤面での計算を大きく狂わせることができる。

ただしパフォーマンス面では《獰猛な咆哮》《枝分かれの道》のように軽いコストで大きなリターンを得ることはできない。

そのため、採用するならやや遅めのドルイドになるか。

闘技場では攻めに守りに歯噛みさせられそうなスペルである。

 

《謎めいた剣》

パラディンのレア武器。

秘策が準備されていると《烈火の戦斧》になる。

32武器が強いのは《勝鬨の剣》が証明しているだけに、期待が持てる。

【秘策パラディン】はこれで《トーテム・ゴーレム》《烈火の戦斧》を手に入れた、歴代でも屈指のパワーを持つアグロデッキとなった。

《神聖なる恩寵》を失った穴を埋めることはできるか。