ぶんぶん杯~新旧旧神復活祭~解体新書⑬ ごめんなさいイルシアさん編
お世話になっております。
いよいよぶんぶん杯が近づいてきましたね。
今回は半ば番外編です。
プリーストのレジェンド説明欄でけちょんけちょんに言ってしまった《精神与奪者イルシア》さんについて、正式に謝罪しなければならないと思いここに記させていただきます。
と言うのも、コンボデッキの存在が予想以上に脅威だと感じたためです。
まず、《トグワグルの計略》ローグの存在。これは完全に忘れていたのですが、前大会で使用された構築です。フィニッシャーを《トグワグルの計略》で埋め、相手が死ぬまで展開し続けるアーキタイプです。当時は《頽廃させしものン=ゾス》を埋めており、その際にコインか《影隠れ》で一旦戻しての再利用が必要でした。
※上記動画のアーチャー選手のアーキタイプ
しかし今大会では《カーニバルのピエロ》が存在します。変妖体カードはデッキに入れても変妖したままなので、合計10コストで前準備無しから(10マナの何かを唱えている必要はありますが)、4/4挑発7体を常に展開できるようになります。
このコンボに対して有効なのが《精神与奪者イルシア》です。
適当に奪って手札めちゃくちゃにして返してやればなんとかなると思います。
比較される《待ち伏せのガイスト》と違うのは、他にも《粉砕されしクトゥーン》のパーツを奪える点、そして最近の追加カード入りウォーロックの対策にも使える点です。
相手だけしか対象にできないナーフが入って《悲惨な農夫》OTKは消えましたが、《寝返り》《ハウルフィーンド》で手札ボロボロにされるコンボが意外といけるのではないかと考えました。
まず、《バックファイア》の登場により、半ば強引なドローが可能となりました。
そして、《ヒステリー》の登場により、《ハウルフィーンド》を痛めつけるカードとして《冒涜》《空を覆う暗黒》に次いで第3の矢を手に入れました。
《ハウルフィーンド》自体も《入場無料》《悪魔感知》から持ってこれますし、ハイランダーでも十分成立するコンボだと思います。
多分《粉砕されしクトゥーン》と合わせて使用する人が出てくるんじゃないかなーと邪推します。
それもこれも全部、《精神与奪者イルシア》1枚でシャットアウトできます。
プリースト自体アグロにとても耐性のあるクラスですし、フィニッシュ手段にも長けているので、対策すべき相手は上記のようなコンボだけだと思います。
そこで、《精神与奪者イルシア》の出番と言うわけです。
本当にごめんなさいイルシアさん、あなたは立派なレジェンドです。