だらだらかーどげーむ

染め上げろ、隣の土地は赤く見えるぞ

【HS】天下一ヴドゥ祭カードレビューその7【元ムシキングプレイヤーが語る】

こんにちは。

 

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ついに小学生時代のアーケードゲームまで引っ張り出してきてしまいました。

カードゲームって結構昔からやってるもんですね…

あの頃はまだショップなんて認識外だったので、

ひたすらつよさ140くらいのカブトムシで遊んでましたね。

そういえば「ムシキング」の機体に「恐竜キング」のカードをスキャンすると

バグって壊れる…みたいなウワサ流れてませんでした?

あれが怖くて当時試せなかったんですよね。

 

それでは早速。

 

《ドラゴンモーの爆炎竜》

中立のコモンミニオン

《ドッカンドラゴン》《エンバースケイル・ドレイク》に続き

追加された奇数のドラゴンミニオンです。

これにより「奇数ドラゴンウォリアー」のポテンシャルは

たった1弾でぐんとアップしたことになります。

《咆えよドラゴン》が使えないのはいささか残念ですが…

効果は《死憎悔いのグール》のような全体1点ダメージです。

自身の激怒シナジー、小粒ミニオンの一掃、《止めの一撃》へ

つなげる動きなど様々な用途が考えられます。

手札にドラゴンがなくとも発動できるので、

状況にかかわらずプレイできるのも強い点ですね。

 

 

《熱狂的闘技場ファン》

中立のコモンミニオン

おそらく彼女はグライムストリートの住人でしょう。

手札バフは早ければ早いほどその効力を増します。

小粒のミニオンはさっさと展開してしまうからです。

このミニオンは4/2/3とサイズも小さく、

ハンドバフするにしてもかなり遅いです。

構築はおろか闘技場でも居場所があるか怪しいレベルですね。

大事なのは中立にハンドバフが来た、ということです。

今までは《斧死なる断罪者》くらいしかいなかった気がするので。

 

 

《オオヤマネコのロア・ハラッジ》

ハンターのロア。

5/3/2と手札をパンパンにする能力は《飢えたハゲタカ》を

思い出させます。

このミニオンのお陰で「クエストハンター」に1マナミニオン

採用せずとも達成が狙えるようになりました。

また、《毒蟲使い》との相性も良く、ミサイルのように

猛毒持ちミニオンを飛ばすことができます。

本体が貧弱で急襲も持たないため、普通のデッキに採用しても

まず活躍はしないでしょう。

リソース回復要員としても《死線の追跡者レクサー》が

存在する限り、リソースは心配しなくて良いですし。

1/1/1をたくさんプレイできるので、このターンにプレイした数だけ○○のような

カードが出るとまた面白い存在になるかもしれませんね。

 

 

《咆えよドラゴン》

ウォリアーのコモンスペル。

ランダムなドラゴンを2枚手札に加えるスペルです。

《星霊の亀裂》より確実に良質なミニオンが手に入ること、

ローグの泥棒スペルが3マナなのを考えるとコストパフォーマンスの

絶妙なところを攻めているカードですね。

ドラゴンは種族的にフィニッシャー級のカードが多く、

そのままリソース担ってくれる場合が多いです。

このカードのお陰でドラゴンシナジーを達成しやすくなり、

また《戦将ヴーン》や《ブームシップ》との相性もかなり良いです。

《エメリス》なんて引いた日には大変なことになります。

問題は「整数ドラゴンウォリアー」が強いのかということですが…

闘技場では自分も相手も振り回されることになるでしょうね。

 

 

《ダメ押し》

ウォリアーのコモンスペル。

ラムパルドポルナレフが使っているイメージがあります。

《止めの一撃》のマイルド調整版といったところでしょうか。

現在「奇数ウォリアー」は《シールドスラム》とヒーローパワーの4装甲で

基本的には同じことができてしまいます。

4ダメージという数字は決して小さくはないのですが、

ダメージを受けている必要があるのはなかなかシビアです。

「奇数ウォリアー」以外であれば、それこそ1マナ重くとも

《止めの一撃》を優先して採用したいところです。

《破壊の絶傑・リーシェナ》のような「ダメージ以外では破壊されない」

ミニオンでも出てこない限り、まず採用されないでしょう。

 

 

《闘技場の常連客》

中立のレアミニオン

まさかの帰ってきた《ぐったりがぶ飲み亭の常連》です。

しかしその増殖する条件は本家よりも格段にレベルが上っており、

まず何の準備もなしに増えるとは考えないほうが良いです。

急襲も持っていないため、増えたこいつが更に別のこいつを呼ぶ…

と言った本家のような連鎖はできないようになっています。

せめてメカになっていれば《狂気の天才ドクター・ブーム》で

本家のような動きができたのですが…

もしくは海賊種族さえあれば…

5/3/3とスタッツもかなり貧弱なのでダスト筆頭でしょうね。

再現度と今回の常盤木能力の噛み合いは見事なものです。

 

 

《闘技場の宝箱》

中立のコモンミニオン

《ルーンの卵》をそのまま大きくしたようなミニオンです。

断末魔とは言え2枚ドローは破格の一言ですが、

とにかく4/0/4は悠長過ぎます。

沈黙にも弱く、また超電磁などにも対応していないので

バフ系のカードを使うか《苔むしたモノノケ》で

無理やり割るしかありません。

バフはタフネスも上がってしまうものが多く、せっかくの断末魔と

アンチシナジーですし、4マナ使ってこれを出し、

さらに6マナ使って《苔むしたモノノケ》では

やりたい動きが全くできていません。

《メカーノ・エッグ》のようにリターンがぶっ壊れているほどでも

ありませんし、運用は難しいと思います。

 

 

《オウケナイの幻影》

プリーストのエピックミニオン

《オウケナイのソウルプリースト》の小さいバージョンです。

 

常時効果でなくターン終了時までなので

《光熱のエレメンタル》のようなソフトトーントには

なりえませんが、《回復の輪》が強力なAoEになるのは

やはりいつの時代も強力なのではないでしょうか。

ライバルズには《ましょうぐも》を用いた「反転ククール」が

一時期猛威を振るいました。

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もしこれから相手の顔を回復できるカードが増え、

また反転させるカードも増えてきたのなら

ハースストーンでも見ることができるのかもしれませんね。

 

 

《バナナ・バフーン》

中立のコモンミニオン

《峡谷の暴君ムクラ》をそのまま小さくしたようなミニオンです。

「バナナ」自体は使い勝手の良いバフ呪文ですので、

「クエスパラディン」をはじめ盤面を取っていきたい

デッキになら一考の余地があると思います。

また、「クエストメイジ」のカウントも一気に2つ進められますので、

こちらでも採用の余地があると考えます。

「クエストメイジ」は《魔法使いの弟子》の打点が割と高いのを活かし

《大魔術師アントニダス》が揃わなくともバフを絡めて強引に

削りに行くことができるかもしれませんね。

優秀なミニオンだと思います。

 

 

《ブーティ・ベイのノミ屋》

中立のレアミニオン

2/3/3とそれなりのスタッツを持ちますが、相手にコインを与えてしまいます。

《護宝のドラゴン》とは違い雄叫びで献上してしまうので、

返しのターンでさらに大きなアクションを取られてしまうかもしれません。

相手の手札を埋めることができる、という点だけ見れば

「偶数ウォーロック」に対し召喚してドローを燃やす、

なんてことも考えることができます。

ただあまりにもピンポイントすぎるので、そこまで

使用されることはないかと思われます。

 

 

《まどろむ狙撃手》

中立のコモンミニオン

2/0/4とチョースタッツですが、激怒でサキュバススタッツにまで化けます。

立ち位置として一番近いのは《アマニの狂戦士》でしょうね。

しかし素で殴れるか殴れないかの違いは大きいです。

採用するなら「偶数メイジ」ですね。

1マナで自傷できるので、非常にコストパフォーマンスの良い

ミニオンとして序盤から相手の顔を削ることができるでしょう。

また、今弾追加された《暴君のムチ》との相性が良いので、

ウォリアーも期待の新人としてみることができるのではないでしょうか。

 

 

《ドラッカリのトリックスター

中立のエピックミニオン

互いに相手のデッキに入っているカードのコピーを

1枚手に入れることができます。

デッキに弱いカードは入れないでしょうし、

特にDKカードやレジェンドミニオンなんかをコピーされると

それだけで試合が大きく動くことになります。

採用できるデッキは「テスローグ」でしょうか。

相手のデッキに入っているカードは強いものが多く、

ハズレが少ないからです。

逆にこちらのDKを献上したり、中立のカードを

持ってきてしまう可能性もあります。

3/3/4と安心の阪神スタッツを持つので、

テンポを失いたくない「テスローグ」にどうぞ。

 

 

《元チャンピオン》

中立のコモンミニオン

《暗黒街の大物》のリメイクですね。

進化と相性が良い反面、進化先にゴミを追加してくれました。

純粋に合計スタッツ5/6/6は強いと思いますし、

「進化シャーマン」は今回広範囲に進化をばら撒けるように

なったため、採用を考えても良いのではないでしょうか。

《天文術師》召喚時に手札が5枚になることも割りとあるので、

コントロールメイジ遣いの方はご注意を。

 

 

《グルバシの供物》

中立のエピックミニオン

《鉄の皮》よりも得られる装甲量が多いため、

「奇数ウォリアー」では採用できるかもしれません。

しかし、即効性がないため《シールドスラム》や《大暴れ》と

組み合わせて使うことができない、生き残らせる必要があるため

《オオアゴガメのシェルファイター》などで守ってやるなど

かなり使いづらそうです。

《ワメキノコ》で出たり《ジャリッパナの騎士》の

地雷役などRNGで一花咲かせてくれそうな気がします。

 

 

《ひ弱なヒナ》
中立のコモンミニオン

1/1/1と貧弱なボディと断末魔の組み合わせは優秀ですが、

ランダムな獣なので狙うのが難しく、

かと言って獣を絞ると引く確率が下がるため

使い方を少々考える必要があります。

「ミッドレンジハンター」の1マナの獣として採用し、

もし《サバンナ・ハイメイン》のコストが下がればラッキー!

程度に考えたほうが良いかもしれません。