【毎月EDH】「アンドゥイン・リン」
「光の浄化を受けよ！！！！！」
「わぁっ…」
「感謝します。」
EDH
| メイン | マナ | 枚数 |
| ルーンの母 | (白) | 1 |
| 幻影の像 | (１)(青) | 1 |
| 石鍛冶の神秘家 | (１)(白) | 1 |
| 堂々たる撤廃者 | (白)(白) | 1 |
| エイヴンの思考検閲者 | (２)(白) | 1 |
| 静翼のグリフ | (２)(白) | 1 |
| 銀刃の聖騎士 | (１)(白)(白) | 1 |
| 異端聖戦士、サリア | (２)(白) | 1 |
| 粗石の魔道士 | (２)(青) | 1 |
| 静寂の守り手、リンヴァーラ | (２)(白)(白) | 1 |
| 造物の学者、ヴェンセール | (２)(青)(青) | 1 |
| エレンドラ谷の大魔導師 | (３)(青) | 1 |
| 呪文滑り | (２) | 1 |
| ファイレクシアの変形者 | (３)(青/Φ) | 1 |
| メレティスのダクソス | (１)(白)(青) | 1 |
| アウグスティン四世大判事 | (２)(白)(青) | 1 |
| 渦まく知識 | (青) | 1 |
| 神秘の教示者 | (青) | 1 |
| 悟りの教示者 | (白) | 1 |
| 渦巻沈め | (１)(青) | 1 |
| マナ吸収 | (青)(青) | 1 |
| 予期せぬ不在 | (Ｘ)(白)(白) | 1 |
| 記憶の欠落 | (１)(青) | 1 |
| 確実性の欠落 | (２)(白) | 1 |
| 水没 | (４)(青) | 1 |
| 定業 | (青) | 1 |
| 白鳥の歌 | (青) | 1 |
| 武器庫の開放 | (１)(白) | 1 |
| 秘儀の否定 | (１)(青) | 1 |
| サイクロンの裂け目 | (１)(青) | 1 |
| 牧歌的な教示者 | (２)(白) | 1 |
| 加工 | (２)(青) | 1 |
| 補充 | (３)(白) | 1 |
| 土地税 | (白) | 1 |
| 神秘のコバンザメ | (青) | 1 |
| 幽体の飛行 | (１)(青) | 1 |
| 知識のカルトーシュ | (１)(青) | 1 |
| 心理腐食 | (２)(青) | 1 |
| 風と共に | (１)(青) | 1 |
| 亡霊の牢獄 | (２)(白) | 1 |
| ジェイスの誓い | (２)(青) | 1 |
| 疑いなき権威 | (２)(白) | 1 |
| リスティックの研究 | (２)(青) | 1 |
| 決闘者の遺産 | (２)(白) | 1 |
| 意外な授かり物 | (２)(青) | 1 |
| 沈黙のオーラ | (１)(白)(白) | 1 |
| プロパガンダ | (２)(青) | 1 |
| オパール色の輝き | (２)(白)(白) | 1 |
| 知識の試練 | (３)(青) | 1 |
| パララクスの波 | (２)(白)(白) | 1 |
| 蔵の開放 | (４)(白)(白) | 1 |
| 魔力の墓所 | (０) | 1 |
| 永遠溢れの杯 | (０) | 1 |
| 太陽の指輪 | (１) | 1 |
| 師範の占い独楽 | (１) | 1 |
| 洞察のランタン | (１) | 1 |
| アゾリウスの印鑑 | (２) | 1 |
| 友なる石 | (２) | 1 |
| 発展のタリスマン | (２) | 1 |
| 精神石 | (２) | 1 |
| 冷鉄の心臓 | (２) | 1 |
| 饗宴と飢餓の剣 | (３) | 1 |
| 彩色の灯籠 | (３) | 1 |
| 連合の秘宝 | (３) | 1 |
| スランの発電機 | (４) | 1 |
| 金粉の水蓮 | (５) | 1 |
| 梅澤の十手 | (２) | 1 |
| ジェイス・ベレレン | (１)(青)(青) | 1 |
| 平地 | 5 | |
| 島 | 5 | |
| 古えの墳墓 | 1 | |
| アダーカー荒原 | 1 | |
| 乾燥台地 | 1 | |
| 雲海 | 1 | |
| 汚染された三角州 | 1 | |
| セファリッドの円形競技場 | 1 | |
| 溢れかえる岸辺 | 1 | |
| 吹きさらしの荒野 | 1 | |
| 統率の塔 | 1 | |
| 広漠なるスカイクラウド | 1 | |
| 湿地の干潟 | 1 | |
| マナの合流点 | 1 | |
| 大草原の川 | 1 | |
| 氷河の城砦 | 1 | |
| 霧深い雨林 | 1 | |
| 真鍮の都 | 1 | |
| 雨雲の迷路 | 1 | |
| 神聖なる泉 | 1 | |
| 古えの居住地 | 1 | |
| 教議会の座席 | 1 | |
| セラの聖域 | 1 | |
| 山賊の頭の間 | 1 |
こんにちは。
毎月EDHのデッキを上げていこうと思います吉田といいます。
今回は僕の使っているデッキの中でも一番おもしろい動きをするデッキの紹介です。
ジェネラルは《メレティスのダクソス/Daxos of Meletis》
近所のショップのカスFoil箱に30円で放り込まれていました。
AAです。切羽詰ったときにお使いください。
このジェネラル、青にしては珍しく(？)「殴りジェネラル」です。
殴ることでしかアドをゲットできず、殴ってもアドをゲットできるかはわかりません。
能力として、
メレティスのダクソスがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたはそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを得る。ターン終了時まで、あなたは任意のマナをいずれかの色のマナであるかのように支払ってそのカードを唱えてもよい。
とあります。
噛み砕くと「相手を殴ったらその相手のデッキトップを追放、ターン終了時までそれを唱えていいよ！マナの色は適当でいいよ！」。
相手のデッキに干渉し、パクるジェネラルとしては他に「ジェリーヴァ」なんかがいますが、基本的にそれらのジェネラルは自分のデッキのカードしか使いません。
ただし、ダクソス君は相手のカードしか使えません。
そこに、毎試合違う面白さが出てくるのです。
限りなくカジュアルなジェネラルと言えるでしょう。
そこで、今回はいっそのことほぼ相手依存なデッキを組みました。
1.ダクソスを強化せよ
ダクソスは「戦闘ダメージを与えるたび」カードをめくれます。
つまり、二段攻撃をすれば2枚めくれるのです。
これらのカードは、ダクソスに二段攻撃を付与するものです。
面白いのは《決闘者の遺産/Duelist's Heritage》。
「自分の」と書かれていないため、相手のクリーチャーが殴るときにも「きみはダブストだ。」と言うことで、クリーチャーは洗脳され、二段攻撃を持つのです。
また、デッキが追放されるのを嫌がった相手はもちろんブロックしてきます。
ダクソスには「パワー3以上にはブロックされない」と言うインクの染みのような能力がありますが、マナクリや使い終わったウッドエルフなどにブロックされることもしばしば。
そこで優秀なエンチャント、装備品の出番。
パンプアップと回避能力を付けられるこのカード達は、相手のブロックをすり抜けながら確実にデッキトップを追放できます。
また、上記の二段攻撃を組み合わせれば統率者ダメージによる撲殺も夢ではありません(撲殺したらパクったパーマネントはすべて消滅しますが…)
《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》はなんとダメージを与えれば土地が起きるのです。
めくれた呪文を唱えるためのマナを供給してくれるなんて…
《ダクソスのための剣/Sword for Daxos》と改名してもいいでしょう。
強化はしませんがプロテクション(クリーチャー)により、
ブロック耐性や相手の厄介なクリーチャー火力なんかが効かなくなります。
2.相手のデッキトップを操作せよ
相手のデッキトップが土地だと、ダクソスはライフゲインすることも唱えることもできません。
そこで、相手のデッキトップを「いじってやる」事が大事になります。
このデッキは、白いデッキの大定番「追放除去」を一切採用していません。
その代わり、「デッキトップバウンス除去」を採用しています。
これらです。
相手のカードを除去しつつ、自分が再利用して実質「使用不能」にする。
前ターンの敵はなんとやらです。
打ち消し除去もバウンス系を採用しています。
青が使えるのに白の打ち消しを使う意味なんてほぼほぼ無いですけど…
パクると決めたらとことんパクる。それがカジュアル道です。
3.ヘイトを分担せよ
ばっこんばっこん顔を殴られてリソースを奪われればそりゃ相手は憤慨します。
そこで、ヘイトを他者に向ける必要があります。
みんなで仲良く1ドロー！
あなたにカードをプレゼント。仲良くしようね。
相手のトップが凶悪だから、こっちなんかにかまってられないよね？
こっちを殴るためにはマナが要るよ。
だからこっちを狙うなんて非効率的だよ。
なんでみんなもっと怒るんでしょうか？
《洞察のランタン》は基本的に2の項で述べた、「デッキトップ操作」をナチュラルにやってくれます。
3人のデッキトップを見て、一番美味しいやつを殴れるためです。
相手のインスタント《教示者/Tutor》シリーズで引っ張ってきたカードを見通せたり、上記のバウンス呪文《渦巻沈め/Whirlpool Whelm》とも相性がいいです。
ランタンコンとかいうクソデッキのおかげでおもしろファクトなのに値段がするのがネックですね。
4.一応勝つ努力はしよう
これだけだとただゲームをシッチャカメッチャカにするだけです。
このデッキがうまく回って全員のリソースが尽きると、ゲームは「間延び」してしまいます。
それは、こちらのデッキにパワーが無いからです。
そこで、みんな大好き無限コンの時間です。
それがこちら。
《パララクスの波》を《オパール色の輝き》でクリーチャーにすると、《パララクスの波》は自分自身を飛ばせます。
もちろん、自身が場を離れたためパララクスは戻ってきて、消散カウンターが5個新たに乗ります。
そして、戻ってきたのでパララクスの「パーマネントを戻す効果」が誘発します。
それにスタックしてもう一度《パララクスの波》の追放効果を使います。
すると…？
スタックの積み方をうまくやれば、対戦相手のクリーチャー、そしてエンチャントをすべて追放できるという荒業です。
こちらで記載されていますね。
結構有名なコンボのようです。
さて、これが決まれば対策のない相手は基本的に投了します。
しかし、結局トドメは刺されないため諦めない相手も居ます。
そこでこちらのコンボ。
こちらを出した状態で《ジェイスの誓い》や《知識の試練》を《オパール》《パララクス》で無限ブリンクすると、相手のライブラリーが自分のドローの２倍の量削られます。
つまり、50枚もドローすれば相手のライブラリーは空になり、次のドローで発狂死します。
エムラクールなどの「墓地に置かれたら墓地リセット」系カード採用デッキにはLOを狙えませんが、基本的に墓地を全部デッキに戻してやればフェッチなどのゴミが混ざるため投了でしょう。
一応《安らかなる眠り/Rest in peace》はメインから積める力があるので、周りの環境がちょっと…という方には採用を勧めます。
もしこのカードを出す場合にはタイミングに気をつけて…(下記参照)
上記のキーカードはすべて「エンチャント」。
つまり、これらのカードを使えば墓地から蘇ってきます。
一撃必殺のコンボというわけですね。
ただし、こちらも墓地を参照するコンボのため、上記の《安らかなる眠り》を採用する場合は墓地のキーカードを吹き飛ばさないようにしましょうね。
《オパール色の輝き》なんかはエンチャントが全体除去に巻き込まれやすくなったり、対象に取られやすくなったりと正直デメリットのほうが目立つため、さっさと捨てたいところです。
《土地税》で大量に土地を引き込んで上限で捨てる、《意外な授かり物》で無理くり捨てるなど創意工夫して捨てましょう。
上記の《ジェイスの誓い》《知識の試練》の手札を捨てるデメリットも有効活用したいところです。
後はパクれ！パクれ！邪魔しろ！邪魔しろ！
私は何のためにEDHをするのか！
そう！自分だけ気持ちよくなるためだ！
正直青白って組み合わせ、一番人間性を疑う効果してますよね。
5.おわりに
デッキ説明は以上です。
勝ち筋も一応用意しましたが、全部すっぱ抜いてコピーとパクりに従事しても構いません。
デッキ名に恥じない、パクりとコピーで漁夫の利を狙いましょう。
みなさんのあったスタイルにいくらでも改良できる自由さこそ、カジュアルデッキの特権です。
デッキレシピはそこそこ値の張るカードが名を連ねますね。
それでもこれらのお高い汎用カードはあくまで「他のカードより少しばかり安定するよね」という程度の効果。
安い代替品はいくらでもあります。
少し紹介したいと思います。
《饗宴と飢餓の剣》に手が出なくても、このカードで代用可能です。
裏返ると3マナ生む土地に。
防衛トークンも贈呈していない他のプレイヤーをシバけば問題なし。
スタンでは逆立ちしても活躍できないカードパワーも相まって、100円程度で購入できます。
《呪文滑り》や《ルーンの母》に手が出ずとも、
おそらくこれ1枚でなんとかなります。
ダクソスがそう何度も狙われる場面など無いのですから。
このカードは偉いです。
軽いおまけのドローというのが、どれほど大事かということを学べます。
後、もし改良するのなら僕が採用して欲しいカードがあります。
こちら。
なぜこのカードかというと、理由は「独楽」がやかましいからです。
後友人の「アーカム・ダクソン」「野生の意思、マラス」が嫌い
このカード、自分も(おそらく相手も)ほぼすべてのデッキで採用しているスーパー汎用カードなのですが、このデッキだと
僕「ダクソスパンチ、デッキトップ追放お願いします」
相手「能力にスタック、独楽起動します」
僕「えっ」
相手「デッキトップ3枚を入れ替えます」
入れ替え
相手「ごめ〜ん島だったわトップｗ」
僕「」
ってエピソードがあったからです。しかも、これ毎ターンやられるんです。
独楽はその能力上、除去を撃ってもデッキトップに戻り除去を回避します。
戻った独楽をわざわざ殴ってもらってもそこまで嬉しくありません。
また、誰もが入れる汎用カードだからこそ、この現象は何度も起こりうるはず。
なので、見透かしたかのように《真髄の針》で全員の独楽を縛るのです。
後はやばいジェネラルの起動型能力を縛りましょう。
このデッキでは《太陽の指輪》《ファクト土地》なんかよりもまず先に《洞察のランタン》を引っ張ってくる奇天烈ムーブをかます《粗石の魔道士》から引っ張ってこれるのも大きいですね。
さて、最後に。
どうだったでしょうか。
相手依存なEDH。結構、楽しそうじゃないですか？
気に入ったなら、使ってみてほしいです。
もし「このカードの代替品ありますか？」などあれば質問よろしくお願いします。
とは言うもののフェッチの代替品など無いので
来月《沸騰する小湖》買います。
