【M:tG】アルティメットマスターズのカード公開!【その2】
こんにちは。
アルティメットマスターズの収録カードの情報が公開されたので、
見ていきたいと思います。
《納墓》
黒の1マナインスタントスペルです。
山札から何でも墓地に送れちゃうスーパーカード。
EDHで打たれたらその卓のゲームの終焉が近いことを示唆しています。
コンボ系以外にも、イリュージョンシリーズを墓地に叩き込めるため
殴りジェネラルを使う人も注目の1枚です。
晴れる屋さん価格で一番安いもので現在1080円。
僕が買ったときは1000円くらいだったので、少し上がってたけど
今回の再録でまた安くなって元に戻ったって感じですかね。
エタマスでも当たり枠だったので、間違いはないでしょう。
《ギャンブル》
赤い《悪魔の教授者》。マナが安い代わりにデメリット付き。
ランダムにハンデスと言う赤っぽい効果を持つため、
手札が少なければ少ないほどサーチしてきたカードをそのまま落としてしまいます。
逆に考えれば手札がこれ1枚のときに使えば上記の《納墓》、
「マッドネス」や「フラッシュバック」持ちをサーチすれば
一応利用したと言えなくもありません。
EDHでは土地をサーチして落とされてしまい、
使った本人は当然悔しがる、落とされた3人は外れたと思い悔しがる
謎の現象が起こったことがあります。
僕が買った当時は400円、晴れる屋さんでは最安800円なので
若干値上がりしたんですかね。
こちらは新イラストなので、今までとは違う需要もありそうです。
《砂の殉教者》
白のライフ回復吐息おばさんです。
1マナでたくさんのライフを得られる、1マナクリーチャとしては良コスパなカード。
僕もいつだったか、これを採用したエメリアコントロールデッキの
記事を読んだことがあります。
上記2つと違い、モダンでも使用できるため活躍の場は広いのかもしれません。
晴れる屋さんでは最安200円。EDH需要はあまりなさそうです。
《苛立たしい小悪魔》
1マナで4/3というぶっ壊れたマナレシオを持つデビルです。
能力はいわゆる「懲罰者能力」で相手の顔に4点ダメージ。
場に残ったなら言わずもがな、ダメージの場合でも《稲妻》より良い
ダメージを叩き出すと懲罰者能力としては破格です。
記憶に新しい《生皮収集家》と相性が良かったり《危険因子》と似ています。
昔ざっと価格を見たときに1000円超えており、晴れる屋さん価格で
最安1200円なので、きっとモダン以下で暴れているのでしょう。
詳しくは知らないです。
《繁殖力》
プレイヤーを問わずクリーチャーが死ぬたび1枚できる全体エンチャント。
EDHではトークンを生成できる、またサクれる統率者が今日も
無限ドローを繰り返そうと悪いことを企んでいます。
このカードが使用できた時代も、お手軽に無限マナが出せたりしたそうです。
恐ろしいですね。参照→キメラ - MTG Wiki
相手も引ける効果は大きく、EDH以外では貼っても
デメリットのほうが多いように感じます。
モダン以下の環境では普通のデッキではさすがに採用されませんが、
ゴブリンを出してサクってマナにして…を繰り返す
「赤緑ゴブリンストーム」でドローエンジンとして使うそうです。
晴れる屋さんでは最安80円、1枚は持っておきたい使えるカードなだけマシでしょう。
《崇敬の壁》
ライフを回復する白い壁です。
出たターンの終了時に自身も対象にしてライフを得ることができ、
相手のターンまでに最低限の仕事ができる偉いカードです。
スタッツ6で飛んでいるため、ブロッカーとしても役に立ちます。
ただEDHでもモダン以下の環境でも、4マナでこの効果では
やって行けない感が非常に強いです。
モダンで《アルカデスコントロール》を組みたい人には
ナイスな再録だと考えらるかもしれません。
晴れる屋さん価格で最安300円、地味にするカードですが
レア枠として考えると外れでしょうね。
《エレンドラ谷の大魔導師》
青い打ち消しクリーチャー。
《否認》をクリーチャーの起動型能力として打てるので、
青対青によく見られる「打ち消しに打ち消し合戦」に有利です。
《もみ消し》《不許可》には弱いですがその場合でも
頑強効果で戻ってくるのでそこまでの損はしません。
EDHでは青い統率者ならとにかく入れとけ枠レベルの活躍ぶりですが、
+1/+1カウンターを使用する緑統率者やクリーチャーが墓地に行くことを利用する
黒統率者からは特に気に入られています。
僕が買ったときが1000円ジャスト、晴れる屋さん価格ではプレイドで1100円、
最安1380円なのでここからどう動くかが見ものです。
《ファイレクシアの供犠台》
クリーチャーをサクってマナを出すアーティファクト。
EDHでは無限コンボの常套手段として見るのも嫌になるくらい使われたカードです。
やっぱりサクリにマナがいらないどころかマナを生み出してしまう
カードはいけませんね。強すぎます。
《若き狼》が無限に処刑されるさまを見るのは心が痛みました…
EDH以外の用途が少ないので、結構な額の値崩れを起こしそうです。
僕が購入した時で1500円、晴れる屋さん価格で最安3000円になっています。
今こんなにするんですね。検索してびっくりしました。
旧イラストは何が描かれているのかが分かりづらいので、
もし新枠が1000円以下に値崩れを起こしたら新枠を買いたいです。
《火+氷》
往年の渋い分割カード。
それぞれの属性がひと目で分かる良いデザインです。
実は今回コモン再録ということで、このカードが
Pauperフォーマットで使用できるようになりました。
これもマスターズシリーズの醍醐味ですね。
僕も昔「《通りの悪霊》がPauperで使えるようになったらしいぞ!!」と
聞いたときに、全くフォーマットの現状を知らないながらも
大丈夫かよととんでもなくびっくりしたものです。
晴れる屋さん価格では最安100円、他は2、300円程度と
コモンにしてはややお高めです。やはりPauper需要でしょうか?
《エルドラージの徴兵》
誰でもエルドラージになれる超絶デカい強化オーラ。
+10/+10修正トランプル滅殺2を付与する暴れっぷりはまさに異次元の化物です。
よく《アカデミーの学長》の遺産から購入されます。
よく見る統率者は《雪花石を率いる者、ブルーナ》《霧を歩むもの、ウリル》などでしょうか。
めちゃめちゃ重いので、殴りジェネラルでもおいそれとは採用できません。
僕が購入した時は150円、現在は晴れる屋さん価格で最安900円と
これも知らない間にえらく値が上がっていますね。
カードは株、とはよく言ったものです。
実は殴りジェネラル専を謳っておきながらこのカードを使用したデッキを
1つも考えたことがないんですよね。いつか組めると良いな。
《全ては塵》
こちらも重いエルドラージ呪文です。
全ての有色パーマネントを強制的にサクり要求するため
破壊不能や再生を盾にできず、ほぼ全員がかなり甚大な被害を被ります。
EDHではよく無色や茶単の統率者がこれ見よがしに放り投げてきます。
現在晴れる屋さん価格で最安1980円となかなかのお値段。
この呪文はEDH以外にモダンでも「エルドラージランプ」に無理なく入るため、
レートは高めに設定されているのでしょうね。
私事ですが防ぐ手立てが打ち消しくらいしかない上被害が尋常じゃないので
再録を皮切りに使用率が増えないでほしいです。
《彼方の映像》
普通に使うと劣化《選択》ですが、どちらかの墓地が20枚になると
なんとあの《Ancestral Recall》に!
EDHで墓地を肥やしまくるデッキとは相性が良いものの、
20枚削るというのはあの何でもありフォーマットでもやはり厳しいものです。
また、ライバルとして《宝船の巡航》が存在するのも向かい風です。
最悪1マナ1ドローできる点を見れば採用できなくもないかもしれません。
モダンではLOのドローソースとして使用されることもあるそうです。
現在晴れる屋さん価格で最安300円とレア枠ではややお安め。
一応1枚は欲しいかな、ってところです。
《死蔵の世話人、死零》
5/2/2と貧弱な黒い伝説のクリーチャー。
伝説のクリーチャーは新枠再録だけでもアドバンテージです。
この人が世話している《死蔵》は殴りジェネラリストとして
いつもお世話になっています。
昔の効果はなんだか「エンドフェイズに俺残ってるって約束するから!
だから今復活させて!お願い!!」って書かれてるみたいですね。
テキストが新しくなってわかりやすくなります。
パワーが1以下のクリーチャーのみでなおかつエンドフェイズに釣り上げなので
かなり使いにくい印象を持ちます。
統率者として使用するなら《ブラッドペット》、デッキに組み込むなら
《エレンドラ谷の大魔術師》《桜族の長老》などと相性が良いかもしれません。
正直統率者としてのスペックは低そうですが…
毎ターン桜族のおじいちゃんが遺産をくれるというなら
なかなかの強コンボのような気がしてきます。
現在晴れる屋さん価格で最安200円とレアとしては安い…
と思いきやアンコモン再録。言っては悪いですがうれしいですね。
《宝船の巡航》
金玉漂流在外!
もう一度いいます。金玉漂流在外!!!
ふざけたフレーバーからは考えられない強カードです。
前述したとおりEDHではフェッチランドやパワーナインですら扱える
広い範囲の呪文を連打できることから、かなり優秀なドローソースとなります。
その強さはモダン、レガシー、Pauperで禁止カード、
ヴィンテージでも制限で分かる通りぶっちぎりのヤバさ。
うちの卓では青い統率者の使い手が墓地を除外し始めるとみんなして
「ウワァアンリコだァッ!金玉漂流在外じゃねーかッ!」
と察して囃し立てる文化があります。
それくらい知名度もパワーも兼ね備えたカードです。
そんな《宝船の巡航》ですが、コモンであるということ、
また使用できるフォーマットが極端に少ないことから
現在晴れる屋さん価格で1枚30円ほど。
Foilは統率者全デッキFoil化計画者の需要から800円前後するので、
コモンのFoil枠では1番狙いたいですね。
《グルマグのアンコウ》
7マナでありながら5/5と少々見劣りするバニラ。
しかし、探査により実質1マナで出せるので
前述の《宝船の巡航》同様に下の環境で暴れています。
お察しの通りですが、EDHにその席はないです。
コモンでありながら現在晴れる屋さん価格で150円、
Foilはなんと2500円超えとかなりのお値段を誇ります。
僕は使用する機会がないので興味ありませんが、
《宝船の巡航》の次にFoilで当たって欲しいコモンカードです。
《ゴブリンの太守スクイー》
赤い伝説のゴブリン。
墓地に送られても復活するゾンビのようなクリーチャーです。
伝説のクリーチャーは再録だけd(ry
最近彼の姿を見た気がしますね。
相変わらずの不死身っぷりです。
統率者戦では統率者カウンターの+②コストを考えず
連打できるのが強みですが、パワーがそれに釣り合っていません。
発動するタイミングも自分のアップキープ開始時となかなか
遅いので、あまり活躍はできないかもしれません。
他の環境では、手札コストに当てたり生贄に使ったりと
八面六臂の大活躍をしているらしいです。
それゆえ値段も晴れる屋さん価格で最安700円とお高めです。
《ファイレクシアの塔》
サクリ台になれる土地。
EDHでは無理なく採用できるサクリ台、色マナを2マナ出せる土地として
かなり優秀とされています。
面白いところでは《アラーラの子》をインスタントタイミングで
死亡させる事ができます。
回収手段の《ヴォルラスの要塞》のマナをこの塔から供給できるのも良いですね。
生み出すマナは《ファイレクシアの供犠台》と《アシュノッドの供犠台》を足して1.5くらいで割ったと言ったところ。
1度しか使えませんが、通常時にも無色マナがでる土地なら弱いわけがありませんね。
統率者以外にも《アカデミーの学長》《競技場の首長》など強力なPig効果をマナを出しつつ起動できるので、統率者がコンボ寄りでも必要になることは多いです。
黒色ジェネラルのみに許された《高級市場》と言った感じですね。
EDH以外ではPigで土地を持ってくるクリーチャーをサクる事でシナジーを見出す
ランプデッキ「Nic Fit」と言うデッキに使用されているようです。
現在は晴れる屋さん価格で最安3400円とかなり高いので、
旧イラストは高いままでしょうが新イラストは安く手に入るようになってほしいです。
ちなみに僕が購入した時は1600円でした。自慢じゃないですよ?
《基本に帰れ》
青い特殊土地メタカード。
これも往年のカードが新イラストでの再録です。
EDHでは青いジェネラルがマナ基盤をボロボロにするために使用する印象があります。
とにかくEDHは特殊土地が入れ得なフォーマットなので、大半のデッキは貼られるときついです。
殴りジェネラルでも《コーの安息所》《イス卿の迷路》で止まらないように採用する事があります。
基本《拡がりゆく海》で大丈夫ですが...念には念を。
単色青ジェネラルは適当に突っ込んでいいレベルでしょう。
EDH以外でも《血染めの月》が強いならこのカードが弱いわけないと様々なデッキが使用しています。
現在は晴れる屋さん価格で7500円。
今年の3月ごろにえらく上がった印象があります。
恐ろしい価格で手が出ず終いでしたが、今回の再録で《ファイレクシアの塔》同様に安くなってほしいものですね。
さて、だんだんとカードリストが埋まっていき全貌が見えてきましたね。
個人的な感想としては最初の神話レアばーん!の衝撃には勿論及びませんが、
ちょくちょくお高めのカードが再録されていて
やはりアルティメットだなぁと感じました。発売が今から楽しみです。