Shadowverseの身内大会の結果
こんにちは。
昨日言っていた身内大会、行った結果の発表です。
1勝2敗の惨敗でした…
まさかここまで弱いとは…
自作デッキをその場で初回しするため、
うまく回すことができなかったり欠点が多かったりしたのは
わかったのですが、
ハースストーンの感覚でプレイするとこのゲームは
ほぼ確実に勝てないということがわかりました。
負けた理由その1
予想外の挙動が多かった
シャドウバースには「アクセラレート」「エンハンス」「チョイス」
など様々な独自の効果があります。
それらは自身のマナの数によって強制的にコストが
変動するため、自分の思った通りの挙動をしてくれません。
今回の僕のデッキは、「2枚以上カードをプレイする」ことで
効果を発動するカードが多く、マナコストをうまく
使うことができませんでした。
例えばこの「アリア」というカード。
このカードは4/3/3とまぁ見ることのできるスタッツに加え、
召喚時0/1/1のウィスプのようなトークンを1枚手札に、
「進化」することでもう1枚手札に加えられます。
これにより盤面を作りながら2枚以上カードがプレイできるようになります。
しかし、このカードには「エンハンス9」能力があり、
9マナ以上あるときは9コストのカードとして場に出ます。
これにより、4マナ→0マナ→2枚以上プレイして「ホーネットソルジャー」
と言った動きができなくなってしまいました。
また、新カードの「不殺の刻印」。
これも、「シャムシャマ」と組み合わせて0コスト除去、
そうでなくとも6コストの確定除去として使える優秀な除去だと思い
採用をしていたのですが、
6コストの確定除去では弱い、シャムシャマありきの0コスト、
6コストだと2枚以上のプレイに支障が出る、など様々な問題点がありました。
構築時には全く気にならなかったのですが、
やはり自分で使ってみないとどんなデッキなのかはわかりません。
リーダーの体力が20点なのも、アグロやミッドレンジに
押し切られやすい原因になっていたように感じます。
負けた理由その2
エンドパーツのカードパワーが違いすぎる
一応僕もデッキの中の勝ち筋は「エズディア」と決めており、
そのパーツに向かって一直線にドローと除去をしていれば
そのうち引いて勝てると思っていました。
しかし、相手のデッキにも「エズディア」に似た
様々なエンド級のカードを仕込んでいました。
例えば、僕の当たった「マナリアウィッチ」。
これは、1コストフォロワー3点リーダー1点の「マナリアの魔弾」
2/2/2挑発を出す「マナリアの防陣」という2種類のトークンスペルを
生成し、それらを含めた呪文を駆使して勝つ「テンポメイジ」の
ようなデッキでした。
このデッキの核となるカードにマナリアの開祖「マナリア」様がいるのですが、
5/4/4の見れるスタッツに加え「このバトル中自分が使う呪文ダメージは+1」
と言う、M:tGで例えるところの「紋章」を得ることができる能力持ちです。
言ってしまえばスペル版ケレセス公爵のようなカードです。
シャドバのスペルには「フォロワーにも飛ぶけど顔面にも飛ぶ」スペルが多く、
ゴリゴリと削られていきました。
そして極めつけはマナリアの生徒「アン」と奥義「アンの大魔法」。
アンの方はプレイした「マナリア」カードの分だけコストが下がる巨人能力持ちで、
なおかつ召喚時10コストの「アンの大魔法」を加えることができます。
アンの大魔法はアンと同じくプレイした「マナリア」カードの数だけ
顔かフォロワーにダメージを与えます。
上記の「マナリア」様と組み合わせると、ほぼほぼ2桁のダメージを
ミニオンを展開しながら打ち込めるため、顔に飛ぶシャドバ流除去スペルと
相まって、かなり苦しい戦いを強いられました。
もう片方のデッキですが、「アーティファクトネメシス」という型でした。
エンドカードに「白き破壊のアーティファクト」「黒き破壊のアーティファクト」
を用いた、こちらもミッドレンジというよりかはコントロールのようなデッキでした。
これらのカードは4/1/4のフォロワーが手札に加えることのできる
トークンカードなのですが、これは条件が整うと「相手の場と顔に10点飛ばす」
効果を持ちます。事実上のエンドカードです。
このカードの種類は「アミュレット」という、フォロワー除去では取れない
仕様となっています。対策なしでは除去もきついです。
さらに、「回廊漁り蟲」能力があるので、10コストにも関わらず
10ターン目より前に出ることもあります。
とにかく僕がフィニッシャーと設定したエズディアの
「10/6/6で勝つには次のターン」であり、さらに「盤面には何も関与しない」
効果がいかに弱かったか考えさせられました。
負けた理由その3
その他細々とした違い
とにかく、シャドウバースは20点しかライフがないのに関わらず、
「進化」システムと「顔に打点を与えるカードが豊富」なせいで、
悠長に盤面を弄っている暇なんて無いのだと実感しました。
カードパワーも高く、除去を毎ターン撃っているだけでは
結局こちらがジリ貧になる、といった場面も多かったです。
一応進化システムのおかげで凌ぎやすくはありましたが。
ミッドレンジ、もしくはアグロが強いのだなと思った瞬間でした。
後は、デッキが40枚なのもあり、ほしいキーカードを引ける確率が
ハースでは30枚デッキなのでデッキを回しやすかったのですが、
シャドバは40枚デッキなのでデッキを掘るのに時間がかかったというのも
気づきの一つでした。
ドローソースはウィッチ(メイジ)以外の質はそこまで良くはなく、
キーカードが探せないと言った事態が起きました。
特にエズディアはあまり引きたいものでもないので2枚にしていたのですが、
盤面争いしながらドローをする暇もなく、結果引けずに相手の
エンドカードに潰される展開が見受けられました。
他のデッキではキーカードが4コストのフォロワーのおまけで手に入ったり、
ドローではなくサーチカードから引っ張ってきたりと
器用なことをしていたので、せめてエズディアも小回りがきけばなと感じました。
はい、というわけで惨敗した身内大会でしたが、
おかげで色々なことに気づくことができました。
ここで学んだことを活かして、次はせめて行けるデッキを
作っていけたらと思いました。
せっかくエルフで始めたので、次は「ミッドレンジエルフ」を
作っていきたいです。
別名「翠嵐」エルフとも呼ばれるデッキで、
「翠嵐の斧使い」を軸にしたミッドレンジのデッキとなっています。
7/6/5で突進持ちなので腐ることもなく、また
「自分が3枚以上カードをプレイするとターンエンド時に相手のリーダーに2ダメージ」
の紋章を得ます。
今回のデッキは回していて、エズディアが出るまでもなく
相手の顔をそこそこ殴ることはできていたので、
このカードで駄目を押せるのではと思います。
とりあえず、魔素稼ぎですね。
今D0に到達しました。
先は遠いです。